勝敗を左右する!試合前の準備が大切な理由と7つのポイント

2015年12月20日メンタル強化

バスケットボールの試合を始める選手達

メジャーリーグでも一目を置かれているイチロー選手ですが、彼は「自己管理能力」を称賛されていることでも有名です。

マーリンズのマイケル・ヒル強化責任者も「彼ほどの周到な準備をする選手はいない。彼は成功するために、成果を上げるために、毎日完璧な準備をしている」と話していますし、イチロー選手自身も「ハイレベルのスピードでプレーをするために、僕は絶えず体と心の準備をしています。自分にとって一番大切なことは、試合前に完璧な準備をすることです。」と語っています。

「勝負は戦う前に決まっている」という格言もある通り、試合の前にどんな準備をしておくかは、勝敗を左右すると言っても過言ではありません。

そこで今回は、スポーツを頑張る子供達へ伝えたい「試合前の準備が大切な理由と7つのポイント」についてご紹介したいと思います。




試合前日の睡眠

試合前日は、しっかりと睡眠をとらなければ疲れがきちんと取れないし、試合で十分な力が発揮できないのではないかと考え、早目に寝ようと考えてしまいがちですが、実は逆効果になる可能性があります。

危険!!睡眠不足がスポーツをする子どもの運動能力を低下させる!?でもお伝えしましたが、子供達にとって、睡眠とはとても大切なものです。

ところが、いつもより早く寝るということは、いつもと違った生活リズムへするということ。しかも、試合前日は独特な緊張感もあり、早く寝ようとしても、興奮状態などから寝つきが悪くなってしまいます。

いつも通りに過ごすことは、興奮気味の精神状態を抑える効果も期待できるため、特に試合前日は「いつもと同じ生活リズム」で過ごすことが大切です。



睡眠時間になっても寝付けない時の対処法

特に大事な試合前は試合に対する緊張感や不安などから中々寝付けないことがあるかもしれません。

そんな時に「何も考えずにとにかく寝なさい」と言うのは中々難しいものがあります。

不安や緊張は考えてはいけないと思えば思うほど考えてしまうものです。

例えば、失恋した時に相手のことを忘れたいと思えば思うほど頭から離れないというような経験は誰にでもあると思います。

それと同じで脳は「~をしてはいけない」という否定形を理解してくれないのです。

それよりもリラックスできる環境を作って眠りを誘うことが必要です。

リラックスできるヒーリング音楽をかけて寝るのもいいし、アイマスクを使用するのもいいでしょう。

森林や浜辺など心を落ち着かせる場所をイメージしてリラックスして質の良い睡眠をとることが大切です。

もしも緊張や興奮から寝付けないという時があれば、ホットミルクを飲むといいでしょう。牛乳にはトリプトファンという物質が含まれていて、神経を落ち着かせる効果があります。

また、テレビやスマホのブルーライトが睡眠の質を落とすとされていますので、寝る1時間前には部屋を暗めにして寝る準備を整えましょう。

試合当日の朝食

白米とみそ汁と焼き魚

試合で十分な力を発揮するためには、朝食でしっかりと栄養を摂らなくてはと考えてしまいがちですが、こちらも睡眠と同じで、逆効果になる可能性があります。

もちろん朝食を摂ることで、体にエネルギーが満たされ、試合で十分な力が発揮できるようになりますが、「これ以上は無理、もう満腹」となるまで食べるのは避けたほうがいいでしょう。

満腹になれば、動きにくくなりますし、激しく動こうとすれば、胃の中のものが逆流してしまい、その結果、腹痛を起こしたり気分が悪くなったりして試合時の集中力を妨げてしまう可能性がでてきてしまいます。

試合前の食事ポイント

・試合前は筋肉のエネルギー源となる栄養素を蓄える

・試合前日、試合当日の朝は消化の良いもので腸内環境を整える

・試合当日の朝食で体温を上昇させる

また夜遅くに食事をとると、食べ物の消化が終わらず、睡眠の質が落ちてしまいます。試合前日の夕食はなるべく早めにすませましょう。

試合前は疲労を残さない

体の調子を整えることは、試合前で最も大切なことだと言っていいでしょう。

試合前だからとクールダウンを行う時間や睡眠時間を削ってまで練習しても、試合当日に疲労が蓄積されていては決していい結果につながりません。

精神的にも自分を追い込まず、クールダウンと体のケアに時間をかけるほうがより良い結果を出してくれるでしょう。




試合前のイメージトレーニング

人は思考を全力で現実にしようとする働きを持っています。

「自分たちは勝てない」「この壁は乗り越えられない」と考えてしまえば、無意識に勝てない行動、諦めの行動をしてしまうので決していい結果はついてきません。

そのため、試合前には自分の理想とする試合の運びとなるような、良いイメージを何度も繰り返し頭の中でイメージすることが大切です。

「そんなことで勝てるわけがない」と思われる方もいるかもしれませんが、何度も頭でイメージすることでその効果を感じることができるはずです。

実際にプロのスポーツ選手でもイメージトレーニングをしている方は多くいます。

たとえ体調がすぐれないと感じる時でも、相手が強豪チームであったとしても、勝つイメージ、良いイメージを持って試合に挑むことが大切です。

 

2015年12月20日メンタル強化

Posted by kids-athlete