部活の差し入れは何がいい?子供達に聞いた差し入れランキング

2018年3月12日スポ少・部活

部活の差し入れクラブチームや部活動で行われる試合時の差し入れって何がいいのか気になるところだと思います。

私が知っているクラブチームでは、試合会場で保護者の方がチーズバーガーを選手へ差し入れし、チーム内でも、周りにいたよそのチームでも物議が醸されました。

まず、チーズバーガーは試合間に選手が食べるのには適さないという事、そして「体育館の中で匂いをぷんぷんさせてまで食べさせるもの?」「そもそもチーズバーガーっておやつでは?試合間でなぜおやつタイム?」と言うような声があがりました。

差し入れをした保護者の方は子供達に喜んでもらいたくて、子供達が好きであろうチーズバーガーを差し入れたようなのですが、意外と子供達にも喜んでもらえなかったようです。

そこで今回は 「部活の差し入れは何がいい?子供達に聞いた差し入れランキング」についてお伝えしたいと思います。

チーズバーガーが喜ばれなかった理由

ミニバス 差し入れ

子供達にも喜んでもらえなかった理由は、冷めた時のチーズバーガーは美味しくなかった!という事でした。

チーズバーガーを差し入れされたチームの種目はバスケットボールでした。

バスケットボールの試合会場では、自分達が行う試合以外に「オフィシャルをする」という役割があるため、子供達は「試合」「オフィシャル」「ウォーミングアップ」とタイトなスケジュールで動いています。

そのため、特に冬場の差し入れは 「冷めても美味しいもの」が好まれます。

あとは単純にチーズが苦手という選手もいたし、試合前に消化の悪いものを食べたら動けなくなると言って自粛している選手もいました。

子供に聞いた季節別差し入れランキング

では、子供達に喜ばれる差し入れには、どのようなものがあるのでしょうか。

スポ少や部活動でスポーツをする子供達85人に調査しましたので、ランキング形式で発表したいと思います!

冬場に喜ばれる差し入れ

ミニバス 差し入れ

1位 1本満足バー
2位 ウィダーインゼリー
3位 スープ類
4位 肉まん
5位 コロッケ

タイミングが合えば肉まんやコロッケも嬉しいようですが、やはりタイミングが合わず冷めてしまった時は少し残念な味がすると・・・

スープ類は昼食時に差し入れしてくれると体が温まるという理由から好評でした。

最近では1本満足バーやソイジョイなどのように、簡単に食べられる栄養調整食品も人気があるようです。

夏場に喜ばれる差し入れ

ミニバス 差し入れ

1位 こんにゃくゼリー
2位 ウィダーインゼリー
3位 アイス
4位 フルーツジュース
5位 果物

やはり夏場は冷たいものが喜ばれるようです。

みかん、苺、バナナ、りんごなどの果物をひと口大にカットして、つまようじなどを刺して持って行くと手を汚さずに簡単に口へ入れることができるので喜ばれます。

夏なら凍らせておくのも良いですね!

冬に温かさを維持するのって難しいですが、冷たいものを冷たい状態で保存することは可能なので、少し重たくはなりますが、夏場の方が差し入れは色々あって迷いますね。

POINT夏場は食中毒の心配があります。食べやすく果物をカットしていくと喜ばれますが、雑菌の繁殖率を高めてしまいます。その場でカットすることが理想ですが、それは現実的ではありませんので、 クーラーボックスなどに入れ、しっかり冷やした状態を保てるようにしましょう。

【おまけ】解散時に嬉しい差し入れ

ミニバス 差し入れ

1位 ファミチキ
2位 ドーナツ
3位 唐揚げ棒
4位 お菓子
5位 アイス

男子と女子では答えに大きな差がありました。

女子の好みは甘いもの系とガッツリ系に分かれ、男子はファミチキや唐揚げなどの意見が多かったです。

中にはおにぎりや肉~!という男子もいました。

疲労回復に効果的な差し入れ

ミニバス 差し入れ

1位 はちみつレモン
2位 バナナ
3位 ウィダーインゼリー
4位 オレンジジュース
5位 梅おにぎり

レモンやオレンジジュース、梅干しには疲労回復の効果を発揮する「クエン酸」が入っているので、スポーツで疲れた体を回復してくれる働きがあります。

また、蜂蜜は強い酸性のため、雑菌が繁殖せずに強い殺菌性があります。食中毒などが気になる夏場の差し入れに「はちみつレモン」はオススメです。

2位のバナナは消化が良いうえにスポーツをする子供達のエネルギー源となる「ブドウ糖」「果糖」「ショ糖」が含まれています。また、バナナにはカリウムも含まれているため、 足がつる(こむら返り)を予防してくれます。

スポーツ後の疲労回復には

スポーツをした後は必ず体に疲労が溜まります。元気そうに見えても体内のエネルギー源はかなり減っている状態です。

そのままにしておけば、怪我の原因やパフォーマンスの低下につながりますので、しっかりと栄養をとって疲労を回復してあげる必要があります。

疲れたからと夕食を摂らずに寝てしまったり、翌日の朝食を抜いてしまうようなことは避けたいところです。

運動後は「たんぱく質」「炭水化物」「アミノ酸」「ミネラル」を積極的に摂取するようにしましょう。

差し入れや捕食に向かない食べ物

差し入れで一番気にかけてあげたいのが、パフォーマンスの低下につながるような食べ物は避けるということです。

では、パフォーマンスへ悪影響を与えてしまうものにはどのような食べ物があるのでしょうか。

例えば、カレーパン、サンドイッチ、カレーまん、カップラーメン、唐揚げのような油物などは消化が悪いため、スポーツをする子供への差し入れとしては適さないといえます。

もちろん先日の試合会場で物議を醸された「チーズバーガー」も同様です。

差し入れに向いている食べ物

バナナ

では、試合間で食べるのに適している食べ物とはどのようなものがあるのでしょうか。

それは疲労を回復させて、エネルギー源となる「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」が豊富な食べ物がいいとされています。

例えば、おにぎり、肉まん、カステラ、どら焼き、バナナ、ヨーグルト、フルーツゼリーなどがあげられます。

練習前に食べれば、脳に栄養を補給し、集中力を高める効果が期待できますし、練習後であれば、疲労回復を早めることができます。

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2018年3月12日スポ少・部活

Posted by 葉月 愛