スポーツで行う効果的な6つのイメージトレーニング

2015年12月14日メンタル強化

バスケットボールをする子ども達

子供達がするスポーツといえば、野球やサッカー、バスケットボールなどの球技に加え、柔道や剣道などの武道があげられますが、どの競技をとっても「心技体」の全てが揃っていなければ、ライバルに勝つことはできません。

それは、自分自身やチームのレベルが上がれば上がるほど、メンタルトレーニングの重要性に改めて気づかされるものです。

私たち人間の脳には、イメージしていることを現実にしようとする力が備わっています。逆に言えば、脳でイメージできていないことは、身体も思うように動いてくれないということです。

さて、スポーツをする子供達の中でイメージトレーニングを技術向上のために行っている子はどのくらいいるでしょうか?

もしもイメージトレーニングを習慣にしていなかったり、イメージトレーニングがうまく活用できないと悩んでいるのであれば、この記事を読んでイメージトレーニングを習慣にしてほしいなと思います。

今回はプロのスポーツ選手も行っている 「効果的な6つのイメージトレーニング」についてご紹介したいと思います。

メンタルとパフォーマンスの関係

イメージトレーニングの説明に入る前に「メンタルとパフォーマンス」の関係について簡単にお話したいと思います。

スポーツをする子供達が、十分な実力を発揮できるように、自分の脳や心をコントロールする事ができれば、それは大きな「強み」や「自信」へつながることは、説明するまでもないでしょう。

しかし、それは気合だけでどうにかなるような単純なものではありません。

日々の辛い練習に耐えられたり、その辛さが楽しさでしかなかったりしても、その成果が本番で発揮できなかったり、やってもやっても上達しないと感じてしまえば、モチベーションは低下してメンタルが乱れた結果、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。

その精神の乱れを整えるのがメンタルトレーニングなのです。

イメージトレーニングの効果とは

人の脳は「現実」と「イメージ」を区別したり、認識することができないと考えられています。

つまり、イメージトレーニングを行った回数だけ、実際に体験したものだと脳は認識してくれるということです。

実際のプレーでは何度も失敗してしまうようなことでも、頭の中で「成功」を何度もイメージすることによって、脳に焼き付けることができ、それだけで経験値が上がったと脳は認識してくれます。

プロのスポーツ選手がイメージトレーニングの時間を大切にする理由は、そんな脳の特性にあったのです。

思考とイメージトレーニング

野球をする少年達

人は「失敗してはいけない!」と考えれば考えるほど萎縮して失敗してしまうものです。

私たちは当たり前のように日々行動していますが、人は誰でも行動を起こす前に「思考」がないと動くことができません。

そして、その思考は常にポジティブであることが試合での成功率を高めてくれます。

たとえば「失敗してはいけない」と考えると脳に伝達されるのは「失敗している自分の姿」で、「成功させるんだ」と考えると脳に伝達されるのは「成功している自分の姿」なのです。

つまり「失敗してはいけない」ではなく「成功させるんだ」と試合に挑むことが勝利をたぐり寄せる「カギ」になってくれるということです。




イメージトレーニングのコツ

選手である子供達に「良い試合の流れを作りたい!」という思いがあっても、相手チームに試合の流れを持っていかれてしまえば、思うような動きができず、そのまま試合終了・・・なんてケースもあると思います。

子供達もコーチも、そんな心の折れるような試合はできればしたくないし、応援している親としてもできれば見たくありません。

ここで大切なことは、悪いイメージは悪い結果を引き起こしやすくし、良いイメージは良い結果へとつながっていくということで、試合前には、試合での良いイメージを頭の中で何度も繰り返し、徹底的に焼き付けておくことが大切です。

試合前に怖気づいている選手に「何も考えるな」と言っても中々それはできません。

頭の中に犬を描くなと言われると犬をイメージしてしまうことと同じで、マイナスな思考を抱いてはいけないと考えてしまえば、失敗してしまう自分を想像してしまうものです。

ここで知ってもらいたいことは「人の脳で否定と肯定の共存はあり得ない」とうことです。

試合前は肯定的なイメージトレーニングを徹底的に行いましょう。

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試合前は、いいときのプレーを思い浮かべる。

そして、自分がこうしたいというイメージをつくる。まあ、誰しも普通にやっていることだと思います。

ただ、それを偶然やっている選手と、意図してやっている選手とでは、のちに大きな開きになってくるぞ、ということなんです。

参照元:https://systemincome.com/49738




試合前のイメージトレーニング

野球の試合をする少年

では実際にイメージトレーニングを行ってみましょう。

実際に試合会場に入ってから、試合が終わるまでの流れをイメージしてみます。

ステップ1.試合会場のイメージ

さぁ、試合会場につきました。

行き慣れている会場であれば、イメージの中に見える景色をできるだけ細かく頭の中で描きましょう。

野球であれば、球場の歓声や土の匂い、サッカーであれば芝生の匂い、バスケットボールであればバスケットボールの革の匂い、会場へ足を踏み入れた時のドキドキ感なども細かくイメージしましょう。

また、試合会場にはたくさんの選手と保護者、指導者がいます。通りすがる人には大きな声で「おはようございます!」と笑顔で挨拶をしましょう。

ステップ2.試合前のイメージ

試合の準備をし、ウォーミングアップが終わればユニフォームに着替え試合開始の時間です。

目をつぶって試合会場であるコートをイメージしましょう。

ステップ3.試合開始時のイメージ

さぁ!整列・挨拶して試合開始です。挑む相手は強豪チーム。

しかし、イメージの中で行われる試合は、自分の望むような試合展開を進めることができます。

試合前は緊張もするでしょうし、不安や期待もあるでしょう。イメージトレーニングの中では自分の感情「ワクワク」「ドキドキ」も加えてイメージするようにしましょう。

ステップ4.試合の流れのイメージ

自分のイメージの中ではどんな試合が流れているでしょうか?例え相手がどんなに強くても焦る必要は全くありません。

試合の流れは自分のイメージひとつで変えられます。

本番で対応できるように、ピンチやチャンスも含めて様々な場面をイメージしてみましょう。

ステップ5.挑戦へのイメージ

今まで自分が身につけてきた技術を思う存分発揮するのです。失敗を怖がっていては、挑戦すらできないまま試合が終わってしまいます。

自分の実力はこの程度だと決めつけずに自分の可能性をどんどん広げる試合をイメージしましょう。

ステップ6.何度もイメージして徹底的に頭に焼き付ける

実際の試合で頭に焼き付けた良いイメージを持ち続けることができれば、必ずそのイメージが自分の味方となってくれるはずです。

はじめはイメージをすることに苦戦を感じるかもしれませんが、実際にイメージをして結果を実感できれば上手に活用できるようになるでしょう。

まとめ

普段の練習から試合をイメージしながら練習しなければ中々上達しないし、本番で実力を発揮することができません。

人は脳でイメージしたことを現実にしようとする働きがあるので、イメージトレーニングを習慣づけることができればきっといい結果につながってくれるでしょう。

2015年12月14日メンタル強化

Posted by kids-athlete