空間認識能力を鍛えてスポーツを有利に【簡単】6つのトレーニング法

野球をする少年

空間認識能力とは、スポーツ選手には欠かせない能力のひとつで、自分の身の回りに存在する物の「距離感」「大きさ」「スピード」について正確に把握し、認識する能力のことをいいます。

スポーツでいえば

  • バスケでシュートを決める
  • バスケで相手に的確なパスを出したり、キャッチをする
  • サッカーで相手との距離感に合わせてパスを出す
  • 投手に投げられたボールをバットで打つ
  • テニスやバドミントン、卓球などでボール(シャトル)を見逃さず打ち返す

このような動作を的確に行うためには「判断力」や「瞬発力」も大切ですが、まずは空間を認知する力、つまり「空間認識能力」が必要になります。

プロのスポーツ選手はこの「空間認識能力」がとりわけ高いと言われていますが、野球のイチロー選手やサッカーの中田英寿選手の空間認識能力の高さが桁外れだと言われています。

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空間認識力が高い人とは

野球の試合で飛んでくるボールをキャッチしようとしている選手

そもそも空間認識能力の高さって、陸上競技のようにタイムを測ったり、数字にして誰かと競い合うものではないため、自分が高いのかどうかって基準は判断しづらいかも知れません。

そこで、空間認識能力が高い人にはいくつかの特徴がありますので、いくつかごあげていきたいと思います。

  • 車の駐車の時、スペースや距離感、車の向きが感覚でわかる
  • 運転が上手
  • 道に迷わない
  • 現在地から目的地まですぐに認識し把握できる
  • サイコロの展開図を頭の中で展開できる
  • イラストを描くのが上手
  • 飛んでくるボールの位置や距離を判断し、うまくキャッチできる
  • スポーツをしている際、周りがよく見えていて、的確なパスを出すことができる

男性の方が車の運転が得意である場合が多かったり、飛行機のパイロットに男性が多い事などは、この空間認識能力が優れているためだと考えられています。

空間認識能がスポーツに有利に働く理由

空間認識能力が高い選手は、基本的に視野が広く、自分以外の選手にも意識を向けられるため、判断ミスが圧倒的に少なくなります。

バスケットボールで言えば、司令塔と呼ばれる1番ポジション(ガード)の選手は、空間認識能力が高い選手が多いですし、この能力が高くなければ司令塔は務まりません。

バスケットコートの上から観戦をしていれば、選手の動きがよく分かりますが、空間認識能力が高い選手は、それと同様で、上から見ているかのように、ボールや選手の動きを認識することが可能なのです。

また、空間認識能力の一つに「位置関係(距離感)」などをイメージとして記憶する力があります。テニスやバレーなどで的確なサーブを打つためには欠かせない能力だと言えます。

利き脳は「左脳」「右脳」どっち?

一般的に空間認識能力が高い人の利き脳は「右脳」だと考えられています。

では、あなたの利き脳がどちらなのか簡単なテストをしてみましょう。何も考えず胸の前で腕を組んでみてください。

腕組

どちらの腕が上にきましたか?

どちらの腕が上にきたかで、その人の利き脳、つまり左右のうちよく使っている脳なのかが簡単に分かります。

右腕が上に来る人は左脳の働きがよく、論理的で努力家タイプ。

一方、左腕が上の人は右脳の働きがよく、直感的で創造力に優れているタイプと考えられています。

「左利きの人は才能ある人間が多い」と言われることから、左利きに憧れる人、実際に左利きの練習をする人までいるようですが、左利きの選手は右脳が発達していることが多く、空間認識能力が必要なスポーツで活躍する選手が多いとも言われています。

しかし、そんなことは正直どうでもいいのです!

空間認識能力は鍛えることができるのですから、このテストで「論理的で努力家タイプ」だった人も肩を落とす必要はありません。

空間認識能力を鍛える6つの方法

子供の頃なら、野山や野原で遊ぶことで空間認識能力は自然に身に付くものですが、今の子供達は、野山や野原で遊ぶことが少なくなっています。

そのため、空間認識能力を高めるには、屋内で可能なトレーニングを行う必要があります。

大人から子供まで、どれも簡単にできる方法なので是非お試し下さい。

目を閉じて空間認識能力を鍛える

目を閉じてる女の子

空間認識能力を鍛える1つ目の方法は「目を閉じで直観力を働かせる」というものです。

空間認識能力は 目を開けている状態よりも閉じている状態の方が活発に働くことが分かっています。

例えば、目の前に置いてある物を取るなど、日常の中で何気なく行っている作業を、両目を閉じて直感力を働かせ行動するだけで、空間認識能力は鍛えられます。

まず5~7m先に目印を見つけ、目印までの空間を視覚で確認してから目を閉じます。

そして、目印までの空間認識を頼りに目を閉じたまま歩き出し、目印の位置まで移動します。

最初は難しいと思いますが、繰り返すうちに確実に空間認識能力が磨かれていきます。

また、周りに人が居ないことなどを十分に注意したうえで、目をつぶった状態でサーブを打ってみたり、ボールを投げたり蹴ったりし、イメージ通りにボールを運ぶことができるかなどをしてみるのもいいでしょう。

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スポーツ観戦をして空間認識能力を鍛える

家族でスポーツ観戦

空間認識能力を鍛える2つ目の方法は「スポーツ観戦」です。

バスケットボールであれば、味方がどこにいて、どのようにパスを出せば最も相手に邪魔されずに得点のチャンスへとつなげられるかを判断しなければなりません。

このように、自分と空間の関係、周囲にいる人の位置や動きなどを的確に判断できる能力こそが空間認識能力です。

テレビなどのスポーツ観戦でも、自分がコートに立って相手の位置や動きを観察しているかのように見ていれば、空間認識能力を十分に刺激することが可能なのです。

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トップアスリートと呼ばれる選手の多くは、試合前になると成功のイメージを脳でつくっています。専門分野の研究からも、試合前にイメージトレーニングをした方が実際の成功率が上がるという報告があります。

部屋の片づけで空間認識能力を鍛える

子供部屋

空間認識能力を鍛える3つの方目の方法は「部屋の模様替え」です。

部屋の片付けや模様替えは、決められたスペースを効率良く使わないと、上手く部屋が片付きません。

そのため、上手く片付ける工夫は空間認知能力を働かせてくれます。つまり、部屋の模様替えは空間認識能力を鍛えるのには最適だと言うことです。

正しい姿勢で空間認識能力を働かせる

空間認識能力を鍛える4つ目の方法は「正しい姿勢でいること」ただそれだけです。

ソファに寝そべって頭が斜めになった状態でテレビを見ていると、映像の中での位置や形などが理解しづらくなる。こんな経験はありませんか?

姿勢が正しく保たれないと身体のバランスが崩れ、空間認識能力が働きにくくなると言われています。

逆に正しい姿勢、水平な目線を維持すると、物事を正確に理解したり、身体をコントロールしたりすることがしやすくなります。

絵を描くと空間認識能力が鍛えられる

絵を描く子供

空間認識能力を鍛える5つ目の方法は「絵を描く」ということです。

絵を描くということは、スポーツと全く関係にないように思われますが、実は絵を描くことで空間認識能力を鍛えることができます。

ただし「絵を描く」といっても、キャラクターの絵を書き写すのでは意味がありません。

つまり平面の物を描くのではなく、景色など立体的な物、つまり建物と建物の距離感や大きさ、色や影、角度等を感じれる絵を描くことが重要なのです。

ジグソーパズルで直観力を養う

ジグソーパズル

空間認識能力を鍛える6つの方法は「ジグソーパズルをする」です。

ジグソーパズルは、バラバラになった絵や写真のピースをはめ込んで1枚の絵にするものです。

見本となる写真の全体を見て、自分が持っているピースはこのあたりだろう考えながらパズルをはめ込んでいきます。

その動きや働きが右脳を鍛えてくれ、イメージ力や直観力を養うと考えられています。

また、見本を見ずに、ピースから元の絵がどのような絵なのかを想像して、その想像を元にパズルをはめ込めば、難易度はかなり上がりますが、さらに想像力を鍛えることができます。

まとめ

今回は「空間認識能力を鍛えるとスポーツも有利になる!家庭で行う6つの方法」についてお伝えしました。

空間認識能力を鍛えるということは、スポーツをするうえで大変有利になるということがお分かりいただけたかと思います。

子供の頃から体と頭をたくさん使うことで、空間認識能力はどんどん鍛えることが可能です。

また、空間認識能力はスポーツだけでなく、勉強や日常生活でも役に立ってくれる能力です。

日常生活の中で意識を変えてどんどん鍛えてあげましょう!