【必見】反射神経と動体視力を鍛える3つのトレーニング法

反射神経

「反射神経」や「動体視力」が球技をするうえで有利になることは皆さんもよくご存知だと思います。

私は学生時代にバスケットボールとバドミントンをしていましたが、特にバドミントンでは「反射神経」と「動体視力」をいかに鍛えるかが勝敗に大きく左右すると考え、図書館で色々調べたり、顧問の先生やその道で成功している人に色々と聞き回ったことを覚えています。

水泳やマラソンなどでは動体視力を重要視されませんが、野球、バレー、バスケットボール、サッカー、テニス、バドミントン、卓球などは動体視力が高ければ高いほどスポーツに有利に働くことは間違えありません。

また、スポーツをする子供であれば身に付けたい「反射神経」は動体視力と密接な繋がりがあります。

今回は「反射神経と動体視力を鍛える3つのトレーニング法」についてお伝えしたいと思いますので、これからの参考にしていただければと思います。

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反射神経とは?

野球をするスポーツ少年

「反射」とは特定の刺激に対する反応で、机の上のものが落ちそうになった時にとっさに取ろうとするなど、意識されなくても起こる反応のことをいいます。

このようなことに対する反応が素早ければ「反射神経が良いな〜」と言われますし、鈍ければ「反射神経が悪いな〜」なんて言われることがあるかと思います。

一般的に皆さんが考える反射神経とは、「あっ!落ちる!」と目から情報を受けて、実際に反応するまでの速さを意味しているかと思いますが、実は人に「反射神経」という神経は存在しません。

脳が認識する前に運動神経に刺激が伝えられて、体が反応する「反射」のことを一般的に「反射神経」と呼んでいるのです。

睡眠不足と反射神経

反射神経を鈍くする原因には「病気」が隠れていることもありますが、スポーツをするジュニア世代で一番多い原因は「睡眠不足」です。

長期的に睡眠不足が続くと、記憶力や集中力が低下するだけでなく、反射神経が鈍くなったり、心が不安定になってしまうことがあります。

また、突然の出来事に反応できないことで怪我のリスクを高めてしまうことにもつながりますので、日頃から睡眠をしっかりとることが大切です。

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反射神経と動体視力の関係

「反射神経」と「動体視力」に深い関わりがあり、動体視力が高い選手は人やボールの動きを素早くとらえて判断できるため、「反射神経がいい」と言われることが多くあります。

つまり、反射神経を鍛えるには動体視力を鍛えることが必要不可欠だということです。

動体視力とは「動くものを的確に視認するための力」であり、小学校検診などで測る静止視力とは別の能力になります。

例えば、イチロー選手は静止視力が0.4しかありませんが、飛んでくるボールの縫い目が見えるほど動体視力がいいそうです。

イチロー選手がまだ日本のプロ野球団にいる頃に「0.1秒だけ表示される8桁の数字を答える」という検査を受けたのですが、イチロー選手は7桁まで正解したそうです。

動体視力を詳しく解説

サッカーの試合

動体視力は静止視力と違って、日常生活の中で少し意識するだけで簡単に鍛えることができます。

逆に、目の筋肉をあまり使わなかったりすると、どんどん衰えてしまいます

まずは、動体視力の細かな能力についてご紹介したいと思います。

KVA動体視力

KVA動体視力とは、ボクシングのストレートパンチのように、自分のほうに一直線に向かってくるものを見極める能力です。

DVA動体視力

DVA動体視力とは、イチロー選手が「飛んでくるボールの縫い目が見える」といったように、自分の目の前を横切るものの動きを見極める能力になります。

上から下、あるいは下から上といったものも同じです。

深視力

深視力とは、目の前にあるものが、どれがどのくらい遠く、どれがどのくらい近いという位置関係を瞬時に把握する、つまり「距離感」を判断する能力です。

バスケットボールで言えば、敵味方の立ち位置などから距離感を瞬時に判断し、空いたスペースを判断するなどの能力となります。

瞬間視

瞬間視とは、目の前の情報を瞬間的に判断する能力のことを言います。

バスケットボールなど、敵味方が入り乱れて戦うスポーツには欠かせない能力です。

眼球運動

眼球運動とは、文字通り眼球を動かす能力です。

眼は眼球を動かす速度によっても得られる情報量が違います。これは、視力というより眼球を動かす筋肉によってコントロールされるものです。

眼球運動は、「DVA動体視力」、「目と手の協応動作」のふたつの視機能の基礎となるものです。

目と手の協応動作

目から入った情報は、常に体を動かす機能と連携しています。特に目と手の協応は、多くのスポーツ活動の中で非常に重要な能力となります。

以上の能力を鍛えることは、スポーツをする上でかなり有利に動くことができるようになるということです。

動体視力とスポーツの関係

野球と動体視力

野球をする少年

野球の場合ですと、前後に素早く動くボールを瞬時に判断してバットを振るわけですから「KVA動体視力」がとても重要になります。

そのため「動体視力」を意識したトレーニングを行っているプロの野球選手も多くいるそうです。

バスケットボールと動体視力

バスケットボールの試合をする子供達

バスケットボールで言えば、パスを出されたボールをキャッチするにはKVA動体視力が、ノールックパスを出すには動いているものを絶えず目でとらえるDVA動体視力が、自分以外の選手がいる位置と動きを瞬間的に判断する瞬間視、フリースローでは深視力の高さが成功率を左右します。

バレーボールと動体視力

バレーボール

バレーボールはあらるゆる動作で高い動体視力を必要としますし、逆に動体視力が低ければ自分の理想とするプレーをすることは難しいかもしれません。

また、広島大学大学院教育研究所が行ったDVA動体視力の研究では、バレーボール選手がもっとも優れているという結果が出ています。

感情と動体視力

これはある研究から分かったことなんですが、女性が「怒り」の感情を抱いた時、なんと動体視力が1.8倍もアップすると報告され、逆に男性は動体視力が狭まってしまうと報告されています。

試合中のメンタルの乱れは、集中力や判断力を著しく低下させ、パフォーマンスの低下につながるとされていますが、実は男子選手だと「怒り」の感情は動体視力にも影響しますので、スポーツをするうえで「心技体」を整えることがいかに重要なのかということが分かります。

動体視力を鍛える3つの方法

動体視力は成長と共に発達しますが、実は19歳頃から加齢と共に徐々に低下していくと言われています。

しかし、意識をして鍛えることで衰えを最大限に防ぐことは可能ですし、成長する際にいかに動体視力を鍛えるかがスポーツをするうえで重要となりますし、20歳以降の動体視力の維持に大きく影響します。

以下の方法はどれも日常の中で簡単にできるものですので、試してみてはいかがでしょうか。

移動中に動体視力を鍛える

動体視力を鍛える1つ目の方法は「電車やバスなどの移動中に看板の文字を読む」ということです。

通学の移動などで電車やバスに乗っている時、スマホでLINEやゲームをしたり、本を読んだりしていませんか?

ダメですよ!そんなもったいないことありません!

バスや電車に乗っているときは、できるだけ窓の外の風景を注意して見るようにしましょう。

道路にはたくさんの看板があります。そこに書かれた文字を読み取ったり、車のナンバープレートを読み取ってください。

たったこれだけで動体視力を鍛えるためのトレーニングとなります。

専用のゲームで動体視力を鍛える

動体視力を鍛える2つ目の方法は「専用アプリで鍛える」です。

目の錯覚を利用したトレーニングゲームや、物を素早く見るトレーニングゲームなど、楽しみながら動体視力を鍛えるアプリがたくさんありますのでどんどん活用しましょう。

ただし、トレーニングと言ってもゲーム。夢中になりすぎて長時間すれば、目に負担がかかってしまいますので、そこは十分に注意です。

また、睡眠前のスマホやゲーム機の使用は、ブルーライトを浴びることで睡眠の質を悪くしてしまうため、寝る1時間前から避けるようにしましょう。

眼球を動かして動体視力を鍛える

動体視力を鍛える3つ目の方法は「眼球運動」です。

大きめのテレビや黒板などを利用して、眼の筋肉を鍛えることができます。

方法はテレビの右上から八の字を描くように、左上→右下→左下→右上→左上と眼球を繰り返し動かしましょう。

眼の筋肉トレーニングになることは勿論、筋肉の緊張をほぐすこともできます。