子どもがスランプに陥った時、親がして良いこと悪いこと

ペアレーチング

スランプに陥る子ども

スポーツでいう「スランプ」とは記録やパフォーマンスの伸び悩みなど、一時的に調子が落ちて、自分が持つ力を十分に発揮することができない状態を言います。

スランプに陥ってしまうのは、プロのスポーツ選手だけではありません。子ども達もスポーツを真剣に取り組んでいる限り、誰でも陥るものなのです。

今回は、もしも子どもがスランプに陥った時、親がして良いこと悪いこといについて考えていこうと思います。

イチロー選手が考えるスランプ

イチロー選手がある中学生に、スランプの克服法を尋ねられ、こう答えたそうです。

「スランプの克服法は対処しないことです。辛いけどそのままやってください。」

自分ではどうすればよいか分からず、苦しんでいる中でのこの答え。なんだか、見放された感じすらします。イチロー選手は、素晴らしい才能を開花させ、全てにおいて順調に野球人生を歩んできたように思えますが、実はイチロー選手にもスランプに陥った時期はあったようです。

そんな時イチロー選手はどうやってやり過ごしたかって話ですが、スランプに陥っても時が過ぎれば元に戻るだろうと楽観視していたそうです。「失敗を引きずると、次のチャンスが来た時に、その失敗分のプレッシャーを感じるので、一回一回を新しいものとして受け入れる」というのがイチロー選手の考えです。



永遠に続くスランプは存在しない

記録の停滞、技術の伸び悩み、今まで難なくこなしていたことすらできなくなる。技術が一定のレベルまで達すれば、どうしても一時的に伸びが停滞する時期というものは、誰にでも訪れてくるものです。

この停滞時期が一般的に言われている「スランプ」です。

子ども達にとって、スランプに陥っている時期というのは、どうしても不安が自分につきまとい、精神的にも肉体的にも辛い時期となります。

何をやってもうまくいかないため、苛立ちを感じたり、卑屈になったり、思考がネガティブになってしまうこともあるでしょう。

しかし、このスランプを克服できるのは、子ども自身なのです。スランプ時の苦しみは決して永遠に続くものではありません。やるべき努力さえ続けていれば、そのうち突破口が見えてくるはずです。

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子どものメンタルを整えるのは自分自身の心

人は誰でも、イメージしたことを実現する力を持っているのです。

大切なことは、子どもには「必ずできる」という自分を信じられる強い心を持たせてあげることです。その自尊心・自己肯定感さえあれば、きっと自分自身でスランプを克服できるはずです。



親が子どもにできること

それでは、本題の「子どもがスランプに陥った時、親がして良いこと悪いこと」についてお話ししましょう。

「スランプを経験したことがない=強いメンタルの持ち主」とは限りません。適当にやっている人は壁にぶつかったり、スランプを感じることもないでしょう。

つまり、お子さんがスランプに陥って、悩んだり苦しんだりしているということは「ひとつのことを真剣に取り組んでいる証」なのです。

とは言え、親は子どもの痛みに耐えるのは難しいものです。子どもが辛そうに苦しんでいれば、親は自分の事のように辛いと感じてしまうもの。いえそれ以上と言っても過言ではありません。それが親というものです。

子どもが何らかの困難にぶつかった時、多くの親は、「何とか早く解決してあげたい」と何らかの行動を起こしたくなるでしょう。

しかし、何度も言いますが、克服するのは選手である子ども自身なのです。

どうしても何か声をかけてあげたいのであれば、責めたり、喝を入れるのではなく「辛いと感じるということは、真剣に取り組んでいる証拠なの。今は次のステージに行く準備期間のようなもの。誰にでもできることじゃないし、お母さんは真剣に取り組むあなたをとても誇りに思う。今は焦らず、自分のできることを今まで通りにやれば大丈夫よ。」と伝えてあげてください。

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子どもがスランプから抜け出すためのアイテムは愛

人には誰でも「承認欲求」というものがあり、子ども達は、お父さんやお母さんに認めてもらえることで、安心して前へ進むことができます。

逆に否定的なことを言われれば、消極的になり、本来持つお子さんの潜在能力が芽を出さないまま終わってしまう可能性があります。スランプを乗り越えるのは子ども自身ですが、それを見守り支えてあげるのはお父さんやお母さんの役目です。

子ども達には否定的な発言は控え、前へ進めるように前向きな言葉かけをしてあげましょう。

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まとめ

今回は「子どもがスランプに陥った時、親がして良いこと悪いこと」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

子ども達は、良いことも悪いことも、経験したことがそのまま体と脳に染み込んでいきます。スランプを乗り越えた経験は、子ども達の心の成長に良い影響として体の中に刻まれることでしょう。

スランプを自分の力で乗り越えた子ども達は、この先も同じような壁にぶつかった時、自分で道を切り開く力がついているはずです。そこで得た自信や力は、スポーツの場面だけでなく、社会人になってからも自分の財産となり、この先もずっと子ども達の支えとなってくれることでしょう。

Posted by kids-athlete