スポーツを頑張る子供を応援!!親が守りたい4つのルール

2016年2月10日ペアレーチング

優勝して喜ぶ子供達

「子供達が夢に向かって努力を惜しまず前へ進む」親にとってそんな嬉しいことはないでしょう。

親としては全力で応援したいし、支えてあげたい。そのように思うお父さんやお母さんは多くいると思います。

親子で同じ夢に向かって進んで行くことはとても素晴らしいし、何よりも、子供達にとって親は「一番の理解者」であるべきだと思います。

しかし、子供への希望や期待が大きくなりすぎてしまえば、プレッシャーになったり、負担になってしまうことがあります。

今回は「スポーツを頑張る子供を応援!!親が守りたい4つのルール」について考えていきたいと思います。

親の期待や願望を押し付けない

親が子供を応援するために守りたい1つ目のルールは、「親の期待や願望を押し付けてはいけない」ということです。

「もっと努力をしなさい。下手くそのままで悔しくないの?」

「いつになったらレギュラーになれるの?もっと練習を頑張らないと!」

お子さんのためと思って掛けた言葉が、自分の満足のため、見栄のためということはないでしょうか?

お父さんやお母さんが「もっと練習を頑張って!」と掛けるその言葉の裏には、「活躍するあなたを見たい」という感情が少なからず入っていると思います。

子供達は、お父さんやお母さんが自分に関心を持ってくれていることが嬉しい反面、あまり言われ過ぎると、一体誰のために、何のためにスポーツをしているのか分からなくなってしまうことがあります。

親が子供に対して「強くなってほしい」その一心の思いで出た言葉や行動が、実は子供を苦しめ、子供の成長を妨げているケースがあるのです。

子供をコントロールしない

親が子供を応援するために守りたい2つ目のルールは、「親が子供をコントロールしてはいけない」ということです。

皆さんは「身代わりアスリート」という言葉を聞いたことありませんか?

親やコーチが果たせなかった夢を押し付けられ、過度な期待でプレッシャーをかけられてしまっている子供のことを言います。

もちろん、親子で同じ夢に向かっていくことはとても素晴らしいことだと思います。

しかし、目の前の勝利に目がくらんだり、自分の期待に応えてほしくて、大声で怒鳴ったり、きつい言葉をかけてお子さんの行動や気持ちをコントロールしようとしたりしていませんか?

子供の意思を無視して、親の期待や願望や夢をそのまま押し付けてしまえば、子供はその言動から色々なことを感じとってしまいます。

「きつい言葉で指導する大人達に動かされている自分の価値はどこにあるのか・・・。」

子供が成長するためには、子供自身が「自分の価値」を認められることが大切な反面、その大切なものを親や周りの大人達が摘んでしまっている事があるのです。




結果より過程を評価することが大切

親が子供を応援するために守りたい3つ目のルールは、「結果だけを評価の対象にしない」ということです。

自分の子供のミスが目立って負けた試合。お子さんの帰宅後、お父さんやお母さんはどんな言葉をかけていますか?

「ダメじゃない!普段から真面目に取り組んでいない証拠よ」

「どうして、あんな初歩的なミスしたの!?負けてしまったじゃない!」

「あのミスがなかったら勝てていたのに!しっかりしてよ!」

次回からは気合を入れて頑張ってほしい。その思いがこのような言葉になっていませんか?

試合で勝ったり負けたり、プレーが上手くいったり失敗してしまったり、時には挫折を味わう事もあるでしょう。

それでも子供達は、その繰り返しの中で日々成長していきます。

しかし、大人が結果ばかりを評価すれば、プレッシャーを与えてしまい、子供達は失敗を恐れて学ぶべきことが学べなくなってしまいます。

子供達が認めてほしいのは、自分がしてきた「努力」なのです。

試合に負けてもポジティブな評価をされれば、子供達は褒められたことに嬉しくなり、もっと努力をしようとします。

心が安定した選手に育てるには、親が「この試合に勝てないからダメ!」「この試合に勝てたからよし!」ではなく、「あの努力があったから、結果が出せた。頑張ったね!」と過程を評価してあげることが大切なのです。

「~でなければ」で縛らない

親が子供を応援するために守りたい最後のルールは、「プレッシャーを与えない」ということです。

お父さんやお母さんが熱心になり過ぎた結果、気づかないうちに自分達の過度な欲求をお子さんに押し付けているケースがあります。

「何が何でも~をしなければならない」「何が何でも~でなければならない」そのような言葉で子どもを縛りつければ、子供は平常心を保てなくなり、大事な場面で実力が発揮できなってしまう恐れがあります。

例えば、オリンピック前に大勢から「金メダル候補だ」と言われていた選手が、本番では全く実力が発揮できず敗退というケースがあります。

このようなケースでは、本人が「大勢の期待に応えるためには、何が何でも金メダルを取らなければならない」という大きなプレッシャーを自分自身で感じてしまい、実力を発揮できずに終わってしまったということがあります。

逆に、オリンピック前にはそれほど注目されていなかった選手が、素晴らしい結果を残したといケースも少なくありません。

この場合だと注目度が低かった分、「何が何でも結果を残さなければならない」というプレッシャーを感じることなく、実力が十分に発揮できた結果なのかもしれません。

つまり、人はプレッシャーに縛られた中で試合に挑むよりも、楽な気持ちで挑む場合の方が、十分に実力を発揮できるというわけです。

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まとめ

今回は「親が子どもの夢を応援するために守りたい4つのルール」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

何気ない一言、子どものためと思ってかけた一言でも、その裏には親の欲や見栄、願望の押しつけが隠れていたり・・・。そのようなことは誰にでも起こりうることなのです。お子さんのことを思っているからこそ、間違った方向ではあっても、そのようになってしまうのだと思います。

何度も言いますが、親子で一つの夢を共有できるのは、とても素晴らしいことです。ただし、夢の「共有」は親の行き過ぎた言動で「押しつけ」へと変化し、子どもに大きなプレッシャーを与え、成長を妨げる危険があるのです。

親がルールを守り、子どもの自主性を育てながら、一つの夢を共有できたら更に素晴らしいことではないでしょうか。

2016年2月10日ペアレーチング

Posted by kids-athlete