勝敗を左右する!試合前の準備が大切な理由と6つのポイント

メンタル強化

バスケットボールの試合を始める選手達

メジャーリーグでも一目を置かれているイチロー選手ですが、彼は「自己管理能力」を称賛されていることでも有名で、マーリンズのマイケル・ヒル強化責任者も「彼ほどの周到な準備をする選手はいない。彼は成功するために、成果を上げるために、毎日完璧な準備をしている」と話していますし、イチロー選手自身も「ハイレベルのスピードでプレーをするために、僕は絶えず体と心の準備をしています。自分にとって一番大切なことは、試合前に完璧な準備をすることです。」と語っています。

「勝負は戦う前に決まっている」という格言もある通り、試合の前にどんな準備をしておくかは、勝敗を左右すると言っても過言ではないでしょう。

そこで今回は、スポーツを頑張る子ども達へ伝えたい「試合前の準備が大切な理由と6つのポイント」についてご紹介したいと思います。

試合前日の睡眠

試合前の準備で心がけたい1つ目のポイントは「試合前日もいつもと同じ時間に寝る」ということです。

試合前日は、しっかりと睡眠をとらなければ疲れがきちんと取れないし、試合で十分な力が発揮できないのではないかと考え、早目に寝ようと考えてしまいがちですが、実は逆効果になる可能性があります。

危険!!睡眠不足がスポーツをする子どもの運動能力を低下させる!?でもお伝えしましたが、子ども達にとって、睡眠とはとても大切なものです。

ところが、いつもより早く寝るということは、いつもと違った生活リズムへするということ。しかも、試合前日は独特な緊張感もあり、早く寝ようとしても、興奮状態などから寝つきが悪くなってしまいます。

いつも通りに過ごすことは、興奮気味の精神状態を抑える効果も期待できるため、特に試合前日は「いつもと同じ生活リズム」で過ごすことが大切です。

豆知識
もしも緊張や興奮から寝付けないという時があれば、ホットミルクを飲むといいでしょう。牛乳にはトリプトファンという物質が含まれていて、神経を落ち着かせる効果があります。

試合当日の朝食

試合前の準備で心がけたい2つ目のポイントは「試合当日の朝食は消化の良いものを」そして「いつもと同じ量を」ということです。

試合で十分な力を発揮するためには、朝食でしっかりと栄養を摂らなくてはと考えてしまいがちですが、こちらも睡眠と同じで、逆効果になる可能性があります。

もちろん朝食を摂ることで、体にエネルギーが満たされ、試合で十分な力が発揮できるようになりますが、「これ以上は無理、もう満腹」となるまで食べるのは避けたほうがいいでしょう。

満腹になれば、動きにくくなりますし、激しく動こうとすれば、胃の中のものが逆流してしまい、その結果、腹痛を起こしたり気分が悪くなったりして試合時の集中力を妨げてしまう可能性がでてきてしまいます。

イチローの言葉
特別なことをするためには普段の自分でいられることが大事です




試合前は疲労を残さない

試合前の準備で心がけたい3つ目のポイントは「試合前の体のケア」です。体の調子を整えることは、試合前で最も大切なことだと言っていいでしょう。

試合前だからとクールダウンを行う時間や睡眠時間を削ってまで練習しても、試合当日に疲労が蓄積されていては決していい結果につながりません。精神的にも自分を追い込まず、クールダウンと体のケアに時間をかけるほうがより良い結果を出してくれるでしょう。

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試合前のイメージトレーニング

試合前の準備で心がけたい4つ目のポイントは「試合前のイメージトレーニング」です。

「負けてしまったらどうしよう」「失敗してしまったらどうしよう」などと悪いイメージを持ってしまえば、悪い結果を引き起こしてしまいます。

試合前には自分の理想とする試合の運びとなるような、良いイメージを何度も繰り返し頭の中でイメージしましょう。

参照記事:勝利をたぐり寄せる!試合前に行う6つのイメージトレーニング術

実際にプロのスポーツ選手でもイメージトレーニングをしている方は多くいます。たとえ体調がすぐれないと感じる時でも、相手が強豪チームであったとしても、勝つイメージ、良いイメージを持って試合に挑むことが大切です。



試合での目標や課題を明確にしておく

試合前の準備で心がけたい5つ目のポイントは「試合での目標や課題を明確にしておく」ということです。

子ども達が持つべき目標は2つあります。

1つ目は「地区大会優勝」「県大会出場」「県大会優勝」などチームの目標です。この目標がチーム全体の士気を高めてくれます。

2つ目は「最後まで諦めない」「挑戦する勇気と強さを持つ」「練習での成果を発揮する」など個人の目標です。個人がチーム全体の調子を全て整えるということは難しいことですが、自分自身のコンディションを整えるのは自分自身です。

心が折れそうになっても、点数差や時間から考えてもう無理だと思われる試合でも、これだけは貫き通すと決めている目標があれば、必ず次につながる試合ができるし、自分自身の成長にも大きな影響を与えてくれるでしょう。試合に挑む前には、挑戦シート(試合用)目標達成シートを利用して目標や挑戦することを明確にしておきましょう。

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余計なプライドは置いてくる

試合前の準備で心がけたい最後のポイントは「プライドを家に置いてくる」ということです。

能力面や技術面から比べても、勝てたであろうチームに負けてしまったという経験はありませんか?試合直前には、選手同士でも「次は楽勝に勝てるでしょ、余裕、余裕~」と言葉を交わしていたのに惨敗。何ともかっこ悪い負けかたですが、色々なチームを見ていると意外と少なくありません。

「油断していた」「なめてかかった」と原因は明らかで、これが選手だけでなく監督やコーチもそうだった場合には目も当てられません。

「余裕な感じでかっこよく勝ちたい」「ここで失敗をしたら恥ずかしい」自分よりも格下だと思う相手につい抱いてしまう余計なプライドが、試合への集中力を削ぎ、選手のプレーの邪魔をしてしまうのです。余計なプライドは家に置いき、目の前の試合に集中できる準備をし、心を整えて試合に挑みましょう。

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まとめ

今回は「勝敗を左右する!試合前の準備が大切な理由と6つのポイント」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

子ども達はつい目に見えるもの、つまりバスケットボールで言えば「シュート率を上げる」「ドリブルを上達させる」「体力をつける」などを重要視しがちですが、特に試合の前日は技術面・能力面よりもメンタル面と体調面を整えて試合に挑むことが勝敗を決めるうえでも大切です。

Posted by kids-athlete