【ミニバス問題】保護者がコーチを辞めさせることはできるのか?

2015年10月1日スポーツ少年団

バスケットボールをする子ども

史上最低!ヘッドコーチのテクニカルファールで逆転負け事件から6日目の今日、コーチと男子保護者で保護者会が開かれました。

その中でヘッドコーチが話した内容はこのようなことでした。

・自分は間違った指導をしているとは思っていないということ。

・子供達には勝つ喜びを味あわせてあげたいと思っていること。

・今の子供達はとにかくメンタルが弱い。

・自分がきつい指導するのは、子供達にもっと強い気持ちを持ってもらいたいからということ。

以上のような内容でした。

コーチが本当に心からそう願ってあのような行動をとったとすれば、それは紛れもなく方向性を間違っていますよね。

「選手を強くしたいから暴言や暴力を使った指導をする=自分はそんな手段や方法しか知らない無能なコーチです」と言っているようなもの。

今回の出来事をきっかけに保護者側から出た要求は 「コーチの辞任」でした。




保護者からの辞任要求

保護者会

保護者からは以下のような発言がありました。

・コーチのやっていることは指導でも教育でも何でもないと思います。そして子供達はそんなコーチの犠牲になってると思えて仕方ありません。

・今後も子供達に対して低俗な暴言・暴力でしか指導できないのであれば、この先、子供達と関わってもらいたくありません。私たち保護者はコーチの辞任を要求します。

そんな厳しい言葉がコーチへ向けられましたが、コーチから返ってきたのは「絶対的な残留希望」でした。

これからは絶対に暴言や暴力は使わないという約束をしてもらいその場は終わりましたが、子供達との信頼関係を修復するには多大な時間を要することは説明するまでもありません。




コーチの辞任が成立しなかった裏事情

ここまでの事をしてしまったコーチが、引き続き指導者として子供達とバスケットボールを続ける事が何故できたのか・・・、何故保護者は許したのか・・・。

「自分だったら絶対に許さない!」と思う方も多くいらっしゃると思います。

では、今回コーチの辞任の要求が通らなかったのは何故かって話ですが、実は裏でコーチの指導を支持する保護者もいたから・・・。ということになります。

本当に心からコーチの指導が正しいと思っていなくても、少なからず必要だと考えていたり、とりあえずコーチ側についておけば大丈夫・・・と考える親もいるということです。

そのような取り巻きがこのような指導者を勘違いさせ、また同じような出来事が起きてしまうのかもしれません。

ミニバス指導者の意識調査

平成26年10月1日から1カ月の間に全国のミニバス指導者へ意識調査が行われ、4217名分の回答が集まり集計されました。

その中で分かったことは、多少の暴力でも「許されない」「できれば避けたい」と考えている指導者の方が大半を占めているなか、依然として「許される」「内容による」と肯定する者が20%も存在しているということでした。

そんな中で子供達を守るために私たち親はどのように子ども達を守り、支えていったらいいのでしょうか。

ミニバス連盟の方には、「指導者を指導する、つまりコーチング指導」を今後もさらに考えて頂きたいと願うばかりです。

指導者のための5つの心得

これは日本ミニバスケットボール連盟が掲げている指導者のための心得になります。

敗戦はあなたの責任です

敗戦をプレイヤーや審判のせいにすることなく、冷静に課題をみつけましょう。向上心を忘れず謙虚な気持ちで指導にあたりましょう。

体罰、言葉の暴力は厳禁です

全指導者で、体罰・暴言を根絶しましょう。指導者同士で注意し合える関係づくりに努めましょう。

子どもの将来を考えた指導に心がけましょう

小学生の時期は、頭も体もおおいに成長します。技術に加え、適切な判断力や行動力、マナーを指導しましょう。

選手をたくさん褒めましょう

プレイヤーは不安や緊張の中でプレイしています。結果ばかりに注目するのではなく、何かにトライしたことを褒めてあげましょう。

審判のレベルアップに貢献しましょう

Good Minibas には審判の育成が不可欠です。指導者がルールをよく学習し、審判活動にも進んで取り組みましょう。

引用元:日本ミニバスケットボール連盟 公式ホームページ

2015年10月1日スポーツ少年団

Posted by kids-athlete