【顧問の暴言・体罰問題】その時親はどのように対応するべきなのか

中学の部活動

学校という組織はとても閉鎖的で何かトラブルが起きても中々表面化されない部分があります。

友達同士のトラブルやいじめ、そして生徒が先生へ、先生が生徒へと暴言を吐いたり、暴力を振るったりといったケースも決して珍しいことではありません。

その中でも部活動は、学校の活動でありながらもさらに閉鎖的で、そこで起こる問題は年々深刻化されていると言われています。

顧問や外部コーチによって「暴言」「体罰」「差別」などが行われているのにも関わらず、指導の一環として黙認されているケースがあるというのも、数ある問題の中の一つだと言えます。

そして更に残念なことは、その実態を親が把握するのは、すでに子供の心がズタズタになってからだということです。

今回は 「【顧問の暴言・体罰問題】その時親はどのように対応するべきなのか」について考えていきたいと思います。

顧問の体罰問題がなくならない理由は親にも原因あり!?

指導の一環で体罰を行う顧問を見逃すことは絶対にするべきではありませんが、顧問の考えを改めてもらおうとするだけは完全に体罰を排除することは難しいかもしれません。

それはどういうことかと言うと、暴言や体罰を指導の一環としている顧問がいると共に、それを黙認する保護者の方がいることも事実です。

体罰顧問、部活に復帰 「成績」求める保護者会が要望

川内商工高校(薩摩川内市)のバレーボール部の顧問の男性教諭から体罰を受け、元男子部員(19)が鹿児島県に賠償請求を求めた訴訟が、今年3月に和解した。しかし、体罰をして処分を受けた顧問は昨春、元部員に知らされないうちに部活の指導に復帰していた。部の「成績」を求める保護者が強く要望したといい、「勝利至上主義」が体罰の再発につながらないか、和解後も不安が残っている。

引用元:朝日新聞デジタル

私も自分の息子がバスケットボールを小学生から大学生までやってきたので、色々な保護者の方を見てきました。

その経験を経て分かったことは、「チームの勝利より自分の子の活躍」「他人の子の体罰問題よりもチームの勝利」だっていうことです。

つい最近あった「日大のアメフトタックル問題」でもそうでしたよね。

ターゲットにする選手を決めて指導の一環だとその子の選手生命をもズタボロにする顧問や外部コーチ。

しかし、自分の子供がそこに巻き込まれていなければ知らんぷりをする保護者も少なくないということです。

だから顧問は今のままでいいんだと、体罰を使った指導を続ける・・・。親は自分の子供がターゲットにされたときに始めて事の重大さにきづくというものです。

きつい言葉=暴言の線引きとは?

部活 中学野球

中学生、高校生にもなれば、顧問の先生に限らず生徒に厳しいことを掛ける先生はいます。

特に体育の先生、生活指導の先生なんかは昔から「怖い先生」の代表ではないでしょうか。

その際に生徒が暴言と感じるかどうかはその生徒のとらえ方や先生との信頼関係によって変わってきます。

厳しい言葉を浴びせられてもそこに愛情を感じればそれは暴言ではないし、逆に生徒が人格否定だと受け止めれば暴言となってしまいます。

そこで親が先生へ抗議するか否かってことですが、そこはお子さんの話をよく聞いてあげて、お子さの意見を尊重してあげることが大切です。

「せっかく小学校からしてきた競技をここで辞めるなんて・・・」

「すると決めたことは最後までしないと・・・」

「多少の厳しさや辛さを乗り越えることは将来のためにも必要・・・」

など親御さんにも色々な考えが過ると思います。

しかし、実際に暴言を浴びせられているのは子供なのです。

そして、冒頭でもお話しましたが、子供が親御さんへ相談した時には、すでに子供の心はズタズタになっている状態なのです。

その辛さは実際に受けた本人にしか分からないし、中学校の部活動をやり抜くことが自信となることもあれば、自己肯定感の低下につながることもあるのです。

何事も問題なく引退までやり抜くことがベストだし理想だということは間違えありません。

しかし、その先の笑顔までも失うような状態であれば「部活を辞める」という選択肢もあるということを親は理解しなくてはなりません。



顧問への抗議は慎重に

お子さんが顧問に対する悩みや不満を言ってきたとしても、すぐに顧問へ抗議の電話をしたり、顧問を一方的に責めることはNGです。(明らかな体罰は別)

お子さんは親御さんに話を聞いてもらったことで自分の気持ちを整理することができ、もしかしたら自分の力で前へ進もうとしている時期かもしれません。

顧問へ対する考え方を変えようとしているかもしれないし、競技に対する姿勢を自分から変えようと努力をしているかもしれません。

そんなときに親が顧問へ抗議の電話をしたり、顧問の指導方法へ不満を言ってしまえば、子供にとってマイナスな方向へ動いてしまうことばかりです。

後からお子さんに「そんなつもりでお母さんに相談したわけじゃないのに!」などと言われないよう、 お子さんの話をしっかり最後まで聞いてあげることが大切です。

顧問の先生へ相談をする前に

顧問からの「暴言」「体罰」などが明らかで、顧問の指導方針の見直しをお願いしたい場合は、LINEや電話より実際に学校へ行くことをおススメします。

ただ、暴言や体罰を指導の一環としている顧問は、それが正しいと思って指導しているため、直接顧問へ相談しても何も改善しない場合がほとんどです。

最悪な場合だと、「まともに指導をしてくれなくなった」「試合に出してもらえなくなった」などの嫌がらせをされることも。

もし可能であれば、 部活動の見学を保護者数名で行い、指導方法の実態をよく知ることから始めてみてはどうでしょうか。

その中で今まで試合では見えなかったものが見えたり、実際に見たからからこそ学校へ相談できることもあるかと思います。

1人で学校へ相談するよりも複数の保護者で相談する方が学校側も早急に対応してくれるでしょうから、信頼できそうな保護者の方がいれば相談してみましょう。

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