ママ友は本当に信用できるの?スポ少で上手に距離を保つ方法

子供達が習い事やスポーツをしていると、ママ友同士の関わり合いが増えると思います。

その中で本当に信頼できる人と出会えることもあるかもしれません。

しかし、それは本当にごくまれなことで、 多くの場合は嫉妬や妬み、引きずり合いなど黒い部分がママ友同士の間に見え隠れしています。

今回はスポーツ少年団でコーチやママ友の意見に悩まされている保護者の方から相談のメールをいただきましたので、このような場合の対応策について考えていきたいと思います。

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子供の進学する中学について

小学校6年生になる息子さんがいる葵さんから、子供の進路についてご相談をいただきました。

息子は1ヶ月後に小学校を卒業しますが、進学する中学校のことで悩んでいます。

その理由は1年生から始めたバスケに関係しています。

息子が所属するチームの子供達は、ほとんどが地元の中学校へ進学しますが、息子は将来を考えて、他県の中学へ進学したいと希望しています。

その中学校は主人の恩師が外部コーチをしていて、息子を下宿させて基礎からしっかりバスケを教えてあげたいと言ってくれています。

その話を息子本人がコーチへ相談したところ「みんなと一緒の中学に進学して、そこでみんなで全中を目指せばいいじゃないか」と反対されたそうです。

それから息子が他県への進学を考えていることはすぐにチーム内に広がり、私はチーム内のママ達から色々と言われました。

  • 「みんなで同じ中学に進みましょうよ。今までずっと一緒にやってきたのに寂しいじゃない」
  • 「中学生は親が必要な時期よ、親元から離して心配じゃないの?」
  • 「他県へ行かせるのは高校からでもいいんじゃない?」
  • 「何かあった時、誰が責任取るの?」
  • 「病気で寝込んだら誰が看病してあげるの?」
  • 「今から目の届かないとこへあげると何するか分からないわよ」

など、息子を心配する声がたくさんで、なんだか私が息子のことを何も考えていないような言われ方をして、胸がモヤっとしましたし、これ以上周りに息子ことで色々言われるのはストレスだと感じるようになりました。

私はただ、息子の願いを尊重してあげたいのです。でもママ友達と険悪な仲になることは避けたし、私はどのように対応することが1番いいのでしょうか。

そして中学で親元から離れることは、そんなに教育上よくないことなのでしょうか。

ママ友の深層心理

ママ友の悩み

人は何か嬉しいことがあった時や、希望の光が見えた時など、誰かに話したいという思いが大きくなる傾向にあります。

しかし、誰かに相談したり話すことによって、その光を遮ろうとしてくる人が現れることを忘れてはいけません。

正直言いますと、私は葵さんのママ友が息子さんのことを心から心配してこのような言葉を掛けているとは思えません。

今まで一緒のラインに立って前へ進んでいたと思っていた子の中に、突然一人だけ先を行こうとする子、上を目指そうとする子がいれば、応援してあげたいという思いの中に、羨ましいという気持ちや引け目を感じてしまうママもいるでしょう。

自分の息子にはそうさせてあげる勇気もなければ、息子自身もそれを望まない。

夢に向かって一歩を切り出せない人は、人の夢も諦めさせようとするものです。

そうすることで、自分を正しいと思わせることもできるし、日本人は特に「みんな一緒」が大好きだからです。

それでも葵さんの息子さんは自分の進みたい道を決めているのですから、大変立派だと思いますし、その夢を尊重して支えてあげたいと行動する葵さんも立派だと私は思います。

中学生が親元から離れると教育上良くないのか?

バスケットボールの試合

もちろん、中学生で親元を離れるという事は、辛い時に甘える場所もないし、自分の未熟さを見せられる人も近くにいないわけですから、本人にとっては楽しいことばかりではないでしょう。

しかし、それが教育上良くないのか?と聞かれれば私は違うと思います。

実際に中学から親元を離れてオリンピック選手になった人もいますし、サッカーの香川真司選手も中学から地元の神戸を離れて仙台で中学校生活を送りました。

逆に一つ屋根の下に住んでいるからと言って、そこに親子の信頼関係が成り立っていなければ子供の自己肯定感は育まれず非行に走る子供もいますし、全てが上手くいくわけでも、子供の心が安定するわけでもありません。

もちろん親として、「本当に子供を預けても安全な場所なのか」「きちんと環境が整っている状態なのか」「今後3年間をどのようにそこで過ごすのか」「金銭的な決め事」などの確認は怠ってはいけませんが、それがきちんとクリアでき、息子さんの意思が明確であれば胸を張って前へ進んでいいのではないでしょうか。

ママ友に対する対応手順

では次に、ママ友に対する対応の仕方ですが、このような場合はとにかく笑顔で対応するのが一番だと思います。

まずは「心配してくれてありがとう」 心からお礼を言いましょう。

そして、ママ友から否定的な意見を言われても、そこはさらに否定的な意見で言い返すのではなく「そうよね、ママの言っていることも確かよね。でもね、息子が本気で挑戦したいと言っている以上、私はそれを尊重させてあげたいし、支えてあげたいの。」と相手の意見に賛同した上で自分の信念を伝え、気持ちが変わらないことを伝えましょう。

そうすれば、ママ達はもう何も言えないでしょうし、ママ達の意見もきちんと受け入れているので、この方法だと相手を不愉快にさせずにすむと思います。

ママ友との関係で注意するべき点とは

ママ友との付き合い方

ママ友との関係を円滑にさせるために1番最善な方法は、「相手を批判しない」「相手を否定しない」です。

もちろん無理難題を言われれば「NO」とはっきり言うことも大切ですし、明らかに間違った行動をしている時はそのことを伝えないといけない場合もあるかと思います。

しかし、 基本は「私はあなたの敵ではない」という姿勢でいることが大切です。

そのため、適度な距離を保ちながらいつも笑顔でいることが、ママ友円満の秘訣と言えるかもしれません。