スポ少トラブル|指導者の暴言・暴力問題は解決できるのか

バスケットボールをする子ども達

スポ少で大きく取り上げられている問題の1つとして、指導者の暴言や暴力があります。

コーチや監督の言い分としては「熱が入りすぎた」「あの子には期待しているからつい・・・」などの声も聞かれます。

暴力がいけないことは説明するまでもありませんが、暴言に関しては言う側と受け止める側で大きく言葉の意味が違ったり、暴言とするかしないかの線引きはとても曖昧です。

今回もあるママさんから「指導者の暴言・暴力問題」についてご相談メールをいただきましたので、「スポ少トラブル|指導者の暴言・暴力問題は解決できるのか」についてを考えていきたいと思います。

指導者の暴言や暴力に耐えれず子どもがスポ少をやめたいと・・・。しゅんママさんよりのご相談

はじめまして。私には小学校5年生になる息子がいます。

息子はバスケットボールのクラブチームに所属しているのですが、コーチの暴言や暴力に悩んでいます。

先週の秋季大会で6年生は引退となり、新チームでこれから頑張ろうという時期なのですが、息子は今のチームをやめるか続けるかで悩んでいます。

その原因は指導者の暴言と暴力です。

うちの息子に対しては特にひどく、先日の練習試合でも「他の選手のミスもお前のミス」だと言われ先日作戦ボードで頭を叩かれていました。

正直親の私も見ていてとても辛いです。

私以外にもコーチの指導方法に納得いっていない親もいますが、「期待されている証拠じゃない?」「しゅん君は怒られやすいタイプよね」「それでも試合に出れるからいいじゃない」と軽く笑う親がいるもの事実です。

内心、じゃあ自分の息子がされても同じことが言えるの?と苛立ちを感じ、体育館へ行くのが憂鬱だったりします。

それでも、何かあった時に守れるのは私だけだと思い練習にか欠かさず行っていますが、私が今、息子にしてあげれることはそれだけなのでしょうか?



指導者の暴言と暴力が子供へ及ぼす影響

しゅんママさんはじめまして。私はしゅん君が所属するチームや指導する方の雰囲気を全く知らないので「絶対にこれ!」だという答えは出せないかもしれませんが、ただひとつ言えることがあります。

それは、何があっても指導者が暴言や暴力を使った指導をすることは、子ども達にとって悪い影響しか与えないということです。まず、暴言や暴力を使った指導では、子どもが持つ「自主性」「自己肯定感」「創造力」が削り取られます。

その結果、メンタルは不安定になり、パフォーマンスは低下し、さらに暴言や暴力を使った指導尾を受けることにつながる。まさに魔の無限ループです。

しかし「じゃ、やめましょう!」と言って全てがリセットできるほど単純な話でもないし、だからお子さんも悩んでいるんだと思います。

きっとお子さんは、今まで頑張ってきたバスケをやめたくはないし、そんな理不尽なコーチから逃げたくないという思いがあると思います。

では、前へ進むためにはどうしたいいのかを考えていきましょう。

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選択肢を与えてあげる

しゅん君が住む地域に、バスケットボールのスクールや4校枠のないフレンドリーチームなどはないでしょうか?

今のチームをやめても前へ進める選択肢があることを教えてあげれば、子ども自身の視野が広がり気持ちが楽になることがあります。

今のチームでないとバスケを続けることができない、バスケをするにはコーチからの暴言や暴力には我慢しなければならないという選択肢しかなければ、お子さんにとってはとても辛いことでしかありません。

お近くにバスケットボールのスクールやフレンドリーチームあれば、こっそり覗いてみることをお勧めします。

バスケットボールスクールには同じような理由からスポ少より移籍してきた子も多くいますし、正直言わせてもらうと、しょう君の在籍するミニバスのコーチよりもメンタルを重要視した質の良いコーチがいるはずです。



指導者に暴言や暴力をやめてもらえるのか?

ひと昔前だと、暴言や暴力を使った指導があってもそれは当たり前だという時代もありましたが、今はそんな時代ではありません。

しかし、その時代に指導を受けた選手が指導者になった、つまり昭和時代のベテランコーチに暴言や暴力をよしとする方が多くいるようです。

ベテランコーチには頑固な方も多く、しゅん君ママさんが「子供達への暴言や暴力をやめてください」と言って簡単に解決するような問題でもないでしょう。

もしも指導者の方へそのことを訴えるのであれば、他の保護者の方数名と正式な会を用意して訴えるようにしましょう。

今後の個人攻撃を避ける意味でも複数の保護者の方と公の場で訴えることは大切だと考えます。

また、スポ少のバスケットボールにはそれぞれの地域に連盟があり、そこへチームの内情を報告及び指導者の処分をお願いするもの一つの手かもしれません。

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最後に

今回は「スポ少トラブル|指導者の暴言・暴力問題は解決できるのか」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

このような問題はとてもデリケートな問題で、これから子供達の将来に大きく影響する可能性もあります。

指導者の暴力や暴言が原因で他のチームへ移籍するにしても、今のチームに残るにしても、子供達が前向きに進める環境でスポーツをできることが一番。

そんな頑張る子供達にとっては、親という存在が「自分が未熟でいれる存在」「自分の弱さを出せる存在」であることが大切です。

参照記事:スポーツをする子どものメンタル強化|親が守るべき5つのルール

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