スポーツコーチング|指導者の言葉かけでチームは必ず強くなる!

コーチング

バスケットボールをする子供達

今回お伝えしたいことは「言葉の大切さ」です。

選手と指導者のコミュニケーションはとても大切で、選手が指導者に対する「信頼」がなければチームは強くなりません。

ただ、選手と指導者のコミュニケーションは一方通行の声かけも多く、それらのコミュニケーションの方が選手のメンタルを左右することがあります。

それは練習中でも試合中でも同じことが言え、何を「どのような気持ち」で行動するかは選手のパフォーマンスにも影響します。

今回は 「チームを強くする言葉かけ|スポーツコーチング」についてお伝えしたいと思います。




コーチングの目的

人の脳は「快」か「不快」か大きく分けてこの2パターンになります。

快は楽しい、嬉しい、ワクワク、ウキウキなどの感情を持ち、逆に不快は辛い、悲しい、落ち込み、イライラなどの感情を持ちます。

人の脳は本当に働きもので、さっきまで「快」だったのにちょっとしたきっかけで「不快」になったりと、とても乱れやすい性質を持っています。

スポーツをするうえで、子供だろうと大人だろうと「快の状態の方が有利」だということは説明するまでもありません。

選手のこのスイッチは指導者の声かけに左右されることが多いため、指導者の方はそのことを十分に理解してスポーツ指導をする必要があります。




試合前のスポーツコーチング

試合前の言葉かけはとても大切です。

試合前から選手の脳を不快な状態にするのは避けたいところです。

ではどのような言葉が選手の脳を不快にするか考えていきたいと思います。

あなたがプロの選手指導をしていれば話は変わりますが、指導する相手が子供の場合だと試合結果に直結するような言葉かけはふさわしくありません。

例えば「今回こそ負けないように全力を尽くせ」これは本当に最悪な言葉かけです。

指導者が過去の負けや失敗を引きずって、「負けてはならない」と否定の言葉を使うことで、選手の脳には負けている自分たちを無意識にイメージさせてしまっています。

また、試合結果に影響する物事はとても多くありますし、自分の力だけでコントロールできるものではありません。

今日の試合で勝つかどうかは「今日の試合で勝つに相応しいプレイをしたチームが勝つ」ただそれだけなのです。

ただ「全力を尽くせ」のフレーズは前に向いている言葉なので、「今日はそれぞれはするべきことをして全力を尽くそう」などと声をかけてあげると選手の脳を「快」にして前へ進ませてあげることができるでしょう。




選手がミスをした時の言葉かけ

選手のメンタルが最も乱れる時は、「ミスをしてしまった時」「指導者に怒られた時」「ピンチになった時」だと思います。

そして選手がミスをした時によく見かけるのが、指導者が「何やってんだよ!」と怒鳴ったり、浮かない顔をする光景です。

私は「何やってんだよ」と言っている指導者を見ると「ミスしたんだよ。見てわかんないの?いちいち説明しなきゃならないの?今試合中だけど・・・?」とツッコミたくなります。

選手と指導者にはそれぞれ役割があります。

選手はコートやグランドで誠心誠意試合へ挑むことが役割なことに対して、指導者はその選手へのスポーツ指導です。

「何やってんだよ」とは自分の怒りや感情を無意味な言葉で吐き出してるに過ぎません。

選手のミスを責めたところで、ミスがなかったことになるわけでもありませんし、むしろ選手のメンタルを乱し、試合はさらに悪循環となってしまいます。

ここで必要な言葉かけは、ミスを引きずらずに「今から何をするべきなのか」をシンプルに伝えてあげることではないでしょうか。

アンフェアだと感じた時の対処法

試合は一人でするものではありません。戦う相手チームがいて、試合をジャッチする審判がいます。

相手チームの中にはフェアプレーをしない選手がいたり、公正なジャッチをしてくれない審判に当たることもあるでしょう。

しかしその環境を変えることは難しいのが現実です。

審判のジャッチに不満を持った選手が不機嫌にプレイをしている光景をたまに見かけますが、実にもったいない話です。

この時選手の脳は間違いなく「不快」になっているわけですが、そのきっかは審判のジャッチにありますが、不快スイッチが入ってしまった原因は「誰も分かってくれない」と自分を受け止めてくれないことに対するものだと考えられます。

例えばこの時に指導者が「今日の審判は確かに納得いかない部分があるよな。俺だってお前と同じ気持ちだ。でもどうやっても審判は変えられないよな?だからやっぱり自分達にできることを頑張るしかないんだ。」と選手の気持ちを受け止めてあげたらどうでしょうか?

選手は今の環境に「分かってくれる人がいる」と思えば安心してプレイができるのではないでしょうか。

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Posted by kids-athlete