子供をスポーツ少年団に入れるメリット|スポ少の理念

2017年11月16日スポ少・部活

スポ少で親子の信頼関係が深くなる

スポ少

スポーツ少年団に入部すると、指導者に対する不満や競技能力の伸び悩みなど、辛い経験をすることも多くあります。

しかし、お父さんやお母さんがお子さんを見守り支えることで、自然に親子の会話が増えて信頼関係はより深いものになります。

なにより、自分の子供の頑張る姿を目の前で見れることは、親にとってとても幸せなこと。週末になれば試合などで一日がつぶれることもありますが、 子供達と共に喜びや辛さ、悔しみを感じることで親子の絆が強くなることは間違いないでしょう。

スポーツが体を強く成長させる

スポーツ少年団

全身を使って伸び伸びと体を動かすことは、どんなスポーツであっても、子供が成長していく中で必ずプラスとなります。

もちろん、成長期の子供に過度な練習やトレーニングをさせることは絶対にNGです。オスグッドシュラッター病など成長期の子供達特有のスポーツ障害は、間違った練習やトレーニングが行われてしまっている現われです。

しかし、正しい知識を持っていれば、これらは最低限に防ぐ事が出来ますし、 運動することで成長ホルモンの分泌を促し、強くて丈夫な体をつくることができます。

指導者からのご意見・スポ少のメリットとは

こちらは私の信頼するバスケットボール指導者の方から頂いたご意見です。

私自身もすごく参考に、そして勉強になりましたので、ぜひ読んでみてください!!

スポ少は、学年・学校・地域にとらわれず 自分の好きなスポーツを通じてたくさんの事を学べます。

上級生は、下級生の面倒を見る事により、年下を可愛がる、そして教える事により「自分の知識」「経験」になります。

年下の子は、お兄ちゃんお姉ちゃんから指導される事により年上を敬い、尊敬する気持ちが生まれます。

このように、集団生活をする事から正しい上下関係が構築されます。それはとても微笑ましい光景です。

ただし、指導者の考えがとても大事ではあります。 能力やら体格とかは関係なしで勝つ負けるではなく、チームが地域に根ざす為にぜひ、必要な考えであります。

次に、集中力、向上心、負けた悔しさ、勝った喜び 競い合う事から生まれる色々な「気持ち」「感情」がスポ少の競技から学べます。

子供の悔し涙、嬉し涙は一生懸命に取り組むからこそ貴重なシーンとなり、人間形成をするにあたり重要なファクターとなるはずです。

3番目は、競技を通じてえるライバル、仲間との出会いではないでしょうか?

学校の友達とは違い遠征先やら対戦チームやら色々な出会いがあるのも「スポ少=ミニバス」に入部したからこそだと思います。

最後は、葉月さんの記事にも ありましたが、やはり「礼儀」「感謝の気持ち」を得られるのもスポ少に入部したからではないでしょうか?

親子で悩む時間、送り迎え、試合の応援等、我が子の頑張りを応援する父母に対してありがとうございます。

さらに挨拶を含めて礼儀を学べるのもメリットかと思いますし、私は、こんな想いを基にチームを立ち上げました。 団旗は 感謝、礼儀、挨拶 でしたから!

スポ少は、 好きな競技を通じて 個のスキルの向上 仲間との連携。それによる団体スポーツならではの団結心を学べ、学年、地域に関わらず、色々な方との出会いから「親睦」「思いやり」「敬う気持ち」を育て、競技から勝負の喜び、悔しさを学べると思います。

デメリットは… 親が過度な期待をかけすぎる。それにより、子供の負担が大きくなってしまう。 睡眠時間や勉強に支障がある、長すぎる練習など、親子含め、悪口やら妬みで和を乱す事から 無意味な時間を過ごすことでしょうか。

 

今回のお話し頂いた内容はどれも頷けるものばかりで、メンタルトレーナーとして子供達のスポーツ指導に携わる私としても、頭が上がりません。

最近では、ジュニア世代のスポーツ業界では様々な事が問題視されている部分もありますが、このように子供の成長と常に向き合ってくれる指導者の方も多くいらっしゃいます。

もちろんまだまだ私達大人がしっかり考えて動いて行かなければならない点も多くありますが、日本のスポーツ業界は確実に良くなっていっていると思います。

今までは問題が問題として取り上げられなかっただけで、現在は様々な点に目を向けられているので、確実にいい方向に向かっていると信じております。

まとめ

今回は 「子供をスポーツ少年団に入れるメリット」についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

子供がスポーツ少年団に入部することで親の負担は増えるかもしれませんが、子供達が成長していく中でスポーツはとてもいい影響を与えてくれます。

もちろん、中にはチームの環境に馴染めなかったり、チームのルールに納得いかなかったりして、やめていく子供達や心を傷つけられスポーツ自体を嫌いになってしまう子供達もいます。そのため、「どのチームが子供にとって相応しいのか」という判断は、入部前に親子でしっかり話し合いが必要だと言えるでしょう。

2017年11月16日スポ少・部活

Posted by 葉月 愛