思春期の子供がイライラしている原因ってなに?思春期の特徴と親の対応

2018年10月14日教育・子育て

スマホをさわる中学生

「何にも話してくれないし、何を考えているのかが分からない」

「感情の波が激しくて、急に不機嫌になったり・・・。どうしたらいいのか分からない」

「優しく話しかけているのに、急に怒鳴られてどう接したいいのか分からなくなってしまった」

「勉強もしないし、とにかく無気力で困っています」

など、思春期に入ってからのお子さんとどう接したらいいのかと頭を抱える親御さんは実に多いものです。

思春期というものは複雑なようで、ここだけは押さえておきたい大切なポイントがあり、これはどの子にも当てはまります。

今回は 「思春期の子供がイライラしている原因ってなに?思春期の特徴と親の対応」についてお伝えしたいと思います。




子供が思春期にイライラしている原因

思春期には色々な問題が起こります。

勉強、部活、友達、先輩、後輩、先生、顧問など小学生の頃とは違って思春期の子供達が抱える問題はたくさんです。

しかし、本当に大惨事になる問題ってどのくらいあるのでしょうか?

子供が勉強しないことが問題?
友達と喧嘩したから問題?
部活でレギュラーになれないことが問題?

私は違うと思います。

これらのことを「問題」と捉えるから問題になるのです。

例えば、「うちの子の成績が全然伸びなくて!このままじゃちゃんとした高校へ進学できないわ!」というお母さん。さぞかし成績がよろしくないのかと思えば・・・定期テストの点数は80点から90点台でした。

逆に20点台の点数を子供が持ち帰っても「部活も頑張っているし、毎日楽しそうに学校へ行ってし、何より健康が大事!成績なんて二の次よ!」と言うお母さんもいるわけで・・・。

結局は今起きていることに関して親がどのように捉えるかによって、それが問題となると言うことです。

ご家庭にこの「問題」が多ければ多いほど子供は息が詰まるわけで、イライラもするわけです。



思春期の特徴

思春期は何をするにも矛盾のかたまりです。

周りからは「褒められたい」「認められたい」と願っていても、実際に親から「すごいじゃない!」「やればできるじゃない!」と言われれば、嬉しい反面そっけない態度をとってしまったり、親に話しかけられることや構われることを嫌がる癖に、自分以外の家族で楽しそうに話していると不貞腐れたり、しろと言ったことはしないし、するなと言ったことはする・・・。

その矛盾は目標や夢にも現れます。

自分の学力よりもレベルの高い高校へ進学したいと言っているけれど、家の中ではスマホばっかり触って勉強をしている姿を見ないなど、目標に対しての行動が見られないということは、思春期によくあることです。

親としてはそんな姿を見ていると「そんなんで合格できると思っているの!?」と言いたくなるでしょうが、ここは我慢です。

当然ながらこのような矛盾のまま過ごしていればそのうちに痛い目を見るのは間違いありません。

しかし、そうした経験を重ねてやっと自分自身で理想と現実と行動を考えられるようになるのですから、親はそこまで神経質になることはないということです。

合わせて読みたい記事:高校受験は母親の存在が大きく影響する!合格への道しるべ

思春期のイライラの原因とは?

思春期というものは大人になる準備段階で誰しもが経験することです。そして皆さんも昔はお母さんやお父さんを悩ませていたはずです。

その時のご自身を思い起こすとどうでしょうか?

何にイライラして、なぜあんなに親へ敵意をむき出しにしていたのか・・・。今となっては分からなのではないでしょうか?

そうなんです。何らかの原因があるのでしょうが、それを言葉にして現せと言われても表現できなのが思春期なのです。

思春期はまだまだ親に甘えたい自分と自立したい自分で葛藤している時期でもあります。

だから親から必要以上に関心を持たれるとウザいと感じるし、逆に関心を持たれすぎなければ自分なんてどうでもいいのか・・・と不貞腐れてしまう。

親からすれば、どのように子供と接したらいいか分からなくなって当然だと思います。

中には暴言を吐いたり、物を投げたり激しく反抗してくる子供もいるかと思います。

思春期の基本的なスタンスは「来るもの拒まず、去る者追わず」でいいかと思いますが、お子さんのタイプによってはお母さんからの歩み寄りが必要な場合もありますので、お子さんの態度をしっかり観察して理解してあげる必要があります。




口うるさいのは逆効果

「いつまでスマホを触ってるの?勉強しなさいよ〜!」

「分かってるよ!うるさいな・・・」

「親に向かってうるさいとは何よ!」

「あ〜!もお、分かったってば!」

このような会話はどのご家庭にもありそうな風景です。

でも、親も分かっているんですよね。口うるさく言っても効果がないことを。でもダラダラしている我が子を見ていると何も言わずにはいられない。

そして子供もわかっているんです。勉強・宿題をしないといけないということを。

だから親の役目は「待つ・見守る」なんです。

子供の考えが甘いすぎると感じても、このままでは失敗に終わってしまうと感じても、理に適っていないと感じても、手や口を出さずに、まずは子供のペースで前へ進ませてあげてください。

親は無意識のうちに子供の地雷を踏みまくりなんです。

親だからといって子供の人格を否定していいことにはなりません。それは皆さんも同じ意見だと思います。

ただ、親の自覚がないだけで、子供の人格を否定してしまっていることって意外と少なくありません。

例えば・・・

「部活を頑張ることいいけど、勉強もちゃんと頑張らないと」

「数学が得意なことは分かったけど、英語もしっかり点数をとっていかないと」

このように、「Aはいいけど、Bがダメ」と言われることが、子供からすれば否定と受け止めてしまう場合があるのです。

つまり、子供にとって「今のあなたのままではだめ=人格否定」なのです。

子供が自分自身を否定されたと認識してしまえば親の言うことに対して本能的に拒否反応を起こしてしまいますので普段から「肯定的で前向き」な発言が大切と言うことになります。

2018年10月14日教育・子育て

Posted by kids-athlete