【スポ少トラブル】親と親・親とコーチが上手に付き合う10の心得
心得5.技術指導の口出しについて
「技術指導に口出ししない」これは基本中の基本ですが、意外と守れていない親御さんは多くいます。
自分の子供をコートの外に呼び出して指導をするなんてもってのほかです。
コーチは毎日の指導の流れの中で指示を出したりアドバイスをしています。試合や練習の一部分だけを取り上げて批判したり文句をいうのは絶対にNGです。
コーチの役割と親の役割分担をしっかりと理解したうえで行動するようにしましょう。
心得6.「自分の子だけ」をしない
「自分の子供だけにドリンクの補充をしない」「自分の子供だけに差し入れをしない」基本中の基本ですよね。
試合に行ったときは、自分の子供だけではなく、子供達全体を気配るようにしましょう。
心得7.コーチに采配について
多くのコーチはチーム全体の(選手の実力、努力、意欲、態度、コンディション)ことを考えて采配を考えています。
その采配に不服・不満を感じることもあるかもしれませんが、親がコーチにクレームを出しても、その後お子さんに良い影響があるとは思えません。
スポーツをしているのは子供自身で親ではないのです。
もしも、お子さん自身がその采配に納得いかないと悩んでいるのであれば、本人が「自分の何がいけないのか、自分には今何が足りないのか」をコーチへ相談、聞くべきであって、親が口を出すべきところではありません。
もちろんコーチに対して自分の子を売り込んだりする行為もNGです。
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心得8.コーチと保護者の関係について
コーチと仲良くなることはとても良いことのように思えますが、仲良くなりすぎて、他の選手のこと、保護者のこと、指導のことに口を出してしまえば、関係を悪くさせる場合があります。
それが異性の場合、中には「あの二人怪しい」などど、他の保護者の方から言われる危険もあり、チームにいづらくなるケースもありますので十分に注意しましょう。
心得9.クラブチームには協力的でいること
お子さんが好きでしているスポーツです。
今は共働きも多いですし、無理をする必要はありませんが、ご自分ができる範囲でチームの決まりごとに沿って、なるべく協力するよう心がけましょう。
ただし親は子供がスポーツに参加することを通して親自身の利益や期待してはなりません。
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心得10.「ありがとう」を忘れない
「運転免許を持っていない」「仕事が忙しい」などの理由から、練習や試合の送迎が困難なお父さんやお母さんがいらっしゃいます。
その場合、他の保護者の方にお願いするといった手段がありますが、この時に肝心なのが「感謝の気持ち」です。
はじめの頃は「本当に助かるわ、ありがとう。」と感謝の気持ちを伝えていたけれど、送ってもらうことに慣れ、当たり前になってしまえば、連絡もしなくなる。
これが送る側の不満を大きくしてトラブルへというケースがあります。
小学生のクラブチームでは、大人達の協力なしでは、子供がクラブ活動を続けていくことは難しいものがあります。
送迎などを他の保護者の方にお願いしている場合は、お子さん自身にも感謝の気持ちを忘れないように伝えてあげましょう。
最後に
今回は「親と親・親とコーチが上手に付き合う10の心得」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
もちろんこちらでお伝えした心得が全てではありません。
基本的に親がチームへ色々と口出しをすることは良いことではありませんが、指導者側に体罰・パワハラなどの問題があればもちろん見逃してはなりません。
ここで絶対的に言えるのは、子供のスポーツは大人の利益のためにすることではないし、それを期待してはならないということです。
優先すべきなのは、子供達がスポーツを楽しみながら成長していける環境づくりなのです。