スポーツにおける燃え尽き症候群(バーンアウト)の症状と対処法

2015年12月2日メンタル強化

燃え尽きた時の対応

中学部活動

子供が燃え尽きてしまった時、お父さんやお母さんがしてあげられることは、心と体の調子を整えるための手助けです。

やる気が低下した子供を目の前に「このままじゃダメよ、もっと頑張らなきゃ!」と無理に前へ進ませようとするのではなく、まずはゆっくり休ませて、心身の回復が第一優先です。

お父さんやお母さんが子供の活躍を願うばかりに、「大丈夫!あなたならまだ頑張れる!」などと声を掛けるのは逆効果で、言われた子はもっと苦しむことになります。

そもそも、燃え尽き症候群(バーンアウト)になるということは、今まで十分すぎるほど頑張ってきたし、無理をしていたということなのです。

そんな時に、一番身近なお父さんやお母さんから「もっと頑張って」と声を掛けられれば、責任感の強すぎる子供はさらに自分を責めてしまいます。

燃え尽きてしまったお子さんを見て、親として「頑張ってほしい」と思ってしまうお気持ちはよく分かりますが、お子さんのことを本当に考えてあげたら、心と体のケアの手助けをしてあげることが第一優先なのです。



燃え尽き症候群の対処法・予防法

1.入浴で心と体の疲労を回復してあげる

お湯が入った浴槽とアヒル

水中で体が受ける体重は普段の約1/10になることから、入浴は浮力によるリラックス効果が期待できるとされています。

緊張状態が続けば、脳や体は疲労を感じてしまいますが、正しい入浴をすることで、心と体の疲れを取り除くことができ、燃え尽き症候群の予防や対処法につながります。

また、スポーツを頑張る子供達にとって、筋肉疲労の回復にも効果が期待できますので、湯船には毎日入れてあげるようにしましょう。

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2.十分な睡眠をとらせる

寝ている子供

睡眠にはストレスを解消するという大切な役割があり、睡眠が十分に取れていなければ、些細なことで恐怖や不安を抱きやすくなってしまうということがあります。

また、一定時間の睡眠をとっていても、睡眠の質が良くなければ、十分な疲れは取れずストレスも減りにくいものです。

寝る前にスマホやゲームをさせないようにするなど、日々の習慣を少し気をつけることで、質の良い睡眠をとることができます。お父さんやお母さんも、早めにリビングの照明を落とすなどで協力してあげましょう。

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3.バランスのとれた食生活を心がける

バランスの良い食事

体への負担は大きなストレスの元です。

バランスよく食べることで必要な栄養エネルギーを補給し、活力を与えてくれます。

エネルギーが十分にあれば、心にゆとりが生まれ、その結果が燃え尽き症候群の対処法・予防法になると言えるでしょう。

毎日の栄養管理はとても大変なことですが、これは一緒に住んでいるお母さんやお父さんでないとできないことです。

朝・昼・夕で、しっかりとバランスのよい食事を摂らせてあげましょう。

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4.理想を高く持ちすぎない

野球の得点版

燃え尽き症候群の原因は「メンタルの消耗」にあります。

「燃え尽き症候群になりやすい子」でもお伝えしたように、完璧主義者や責任感の強すぎる子は、周りや自分が思っている以上に精神的な消耗があります。

周りの大人が、過度な期待や成果の要求をしてしまえば、責任感の強い子はそれに応えようとさらに頑張るでしょう。

心と体のバランスが上手くとれている時は、それで問題ないように思えますが、何らかの失敗や挫折がきっかけとなって、心と体のバランスが崩れてしまえば、燃え尽き症候群を引き起こす原因となってしまうのです。

自己採点のハードルを上げれば、子供は自分で自分を苦しめてしまいます。

このようなメンタルの消耗を防ぐためには、目標を高く完璧なものにするのではなく、努力した成果を自分自身で認められる小さな目標設定も大切です。

そのためには、お父さんやお母さんも、結果よりも努力している過程を評価してあげられるように、また「親の前では未熟さを見せられる」そんな環境をつくってあげるようにしてください。

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まとめ

今回は「子供がスポーツで燃え尽きる原因とは?燃え尽き症候群の症状と対処法」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

燃え尽き症候群は完璧主義な子や責任感の強い子が挫折や失敗をきっかけに陥ったりします。

そこには精神的疲労と肉体的疲労が大きく影響するため、日頃から疲労を蓄積させないことが大切です。

いくらしっかりした子でも、子供は子供。親の前では「辛い時は辛い」と未熟でいられる環境を作ってあげることも大切です。

2015年12月2日メンタル強化

Posted by kids-athlete