子供の反抗期・思春期に親がとってはいけないNG対応と神対応

2018年9月6日教育・子育て

子供の反抗期

親は子供の成長が嬉しい反面、時に子供の成長についていけずどうしたいいのか分からないと対応に悩まされることがあると思います。

子供は年齢を重ねるたびに、親へ対する愛情は変わらなくても、その形や思いは変わっていくものです。

しかし、親にとって子供はいつまでも可愛い子供のままで、いつまでも過干渉になってしまったり、無意識のうちに子供の気持ちをコントロールしようとしてしまい間違った対応をしてしまうことも。

特に子供達が反抗期を迎えた時に親がどのように対応するかということは、子供が成長していくうえでとても大切なことです。

今回は 「子供の反抗期に親がとってはいけないNG対応と神対応」についてお伝えしたいと思います。




反抗期とは

反抗期の中学生

「反抗期に入ると子供は絶対にこうなる!」「何歳から反抗期に入って何歳になったら反抗期が終わる!」などという絶対的なマニュアルは残念ながら存在しませんが、ひとつ言えることは子供の反抗期は決して悪いことでもないし、子育てに失敗したわけでもないということ。

むしろ反抗期は子供の成長過程のひとつなんだと、まずは親がしっかりと理解することが大切です。

思春期に入った子供達は、急激な体の成長や変化に心の成長が追いついてくれない時期でもありますし、親にまだまだ甘えたいとの思いがある中で、親からの精神的な自立をしたいと真逆の思いの中で葛藤する時期でもあります。



反抗期と非行の関係

一概に反抗期と言っても、その度合いは子供達それぞれで、反抗期を見せない子もいれば、親に無断で外泊したり、煙草を吸ってみたり、暴走行為や暴力行為、万引き、窃盗など警察沙汰になる子もいます。

犯罪にまで手を出してしまえば、単なるの思春期の反抗期で片付けられものではありません。

しかし、子供は一人では育ちませんし、子供が非行に走る原因は友達関係以外にも家庭環境が大きな影響を与えているケースが多くあります。

では、「子供達が激しく反抗を見せる原因は何にあるのか・NG対応」について考えていきたいと思います。

原因1.過干渉

子供が親に反抗的な態度をとったとき、お子さんはどのような気持ちだと思いますか?

この時期の子供達にとって親との距離感はとても大切です。

子供が反抗期に入ったということは、親にいちいち監視されたくない、指図されたくない、など親から自立したいと、 大人になるはじめの一歩を踏み出したということなのです。

親からすれば「まだ子供のくせに」と思うかもしれませんが、子供達には中学や高校という学校社会で親の知らない世界ができ、その中では先輩・後輩との縦社会で様々な経験をし、親からあれこれと詮索されることを嫌がるようになります。

それでも親が「お母さんに言えないようなことしてるの?」「誰と遊ぶの?」「お母さんには隠し事しないで」など子供との距離を縮めようと対応すれば、子供はどんどん反抗的な態度で親から離れようとします。

子供が話しかけて来たときは質問攻めにしたり、いろいろ問いたださないことが大切です。子供からアドバイスを求められていない限りは、とにかく聞き役に徹しましょう。

そうです。子供にとっての神対応は自分が話したい時に自分の話を最後まで聞いてくれるということなのです。

原因2.否定的な言葉かけ

大人は自分たちがしてきた経験をもとに「○○をしても意味がない」「○○だからダメなのよ」「そんなことあなたにできるわけないでしょ!?」などと否定から入ってしまうことがあります。

親は子供のためだと思って言っていても子供にすれば、自分自身を否定されていると感じるようになり、「どうせ自分はダメなんだ」と劣等感を抱くようになります。

劣等感が自分の中で爆発してしまえば、「親から必要とされていない」「親から愛されていない」「自分なんて生まれてこなければ・・・」と他人を巻き込むような犯行を繰り返してしまうというものです。




親の役割は子供の「できない」を受け止めてあげること

親は子供に「こうなってほしい」「こうなってほしくない」といった欲求があります。

もっと意欲的になってほしい、もっとしっかりしてほしい、もっと勉強を頑張ってほしい、もっとスポーツで活躍してほしい、もっと努力をしてほしい、親の「もっと」には限りがありません。

このような親の期待は、過剰になればなるほど、子供にとってはただのプレッシャーでしかなくなってしまいます。

いくら親が手助けをしたところで100%親が望む結果が出るとは限りません。

それでも親から求め続けられる子は、心がズタズタになってしまうでしょう。

子供達は未熟な自分でも、お母さんやお父さんに受け止めてもらえることでホッとすることができます。そのホッとする安らぎの積み重ねが家庭の中には大切なのです。

反抗期・思春期の子供が親にうんざりするNG対応って?

反抗期・思春期の中学生

子供達が思春期になれば、女の子には女の子を育てる難しさが、男の子には男の子を育てる難しさがそれぞれあると思います。

特に、お母さんにとって異性である男の子の考えていることは「全然分からないー!」と頭を抱えることも多いのではないでしょうか。

昔はおしゃべりが大好きで、台所に立つ自分のそばで色々なことを話してくれていたのに、中学生になってからは口数がえらく減ってしまった。

こちらから何か話しかけてみても「別に・・・」しか言わない。

「今日の部活はどうだった?」「別に・・・」
「学校で困ったことはない?」「別に・・・」
「好きな女のことかいないの?」「別に・・・」
「あんたは、沢尻エリカか(笑)」「・・・。」

昔は天使のような寝顔に癒されて、私に「頑張る活力」を与えてくれる存在だった息子が、今では一人前になったような顔をして何を考えているのかも全く分からずイライラさせられることもあると思います。

しかし、子供達がそうなるには、それまでの親の言動が大きな影響を与えているケースがあります。

子供は親の質問攻めにうんざり!

これはある整形外科外来の待合室でのお話です。

中学1年の男子生徒が部活中に足を骨折し、数日前からリハビリで通院をしていました。

その日はドクターの診察を受けるため、お母さんと2人で先生から呼ばれるのを待っていましたが、お母さんの携帯に電話がかかってきたため、お母さんはひとり病院の外へ出て行きました。

男の子が先生に呼ばれて、診察が終わった頃に戻ってきたお母さん。息子が自分なしで診察室へ入ったことに腹を立てて「何で!?何で1人で入ったの?」と息子に詰め寄ります。

しかし、男子生徒は「うん・・・」としか言わず、手に持っていたスマホを触りだしました。

それでもお母さんはその場に立ったまま上からジッと男子生徒を見て「何で?何で1人で入ったの?」「何で呼ばなかったの?」「ねえ、何で!?」と何度も聞き直します。

それでも男子生徒は「うん・・・」としか言いません。反抗的な態度をとっているというよりは、何と言えばいいのか分からず困っている感じ。

大人で対等な立場であれば「じゃ、何で呼ばれたら教えてと言ってから外へ行かなかったの?僕が先生に呼ばれることは分かっていたよね?」と言い返す事もできますが、でもそれを言うとまた違う言葉で責められるのが分かっているので言葉に詰まっているのでしょう。

このような親の「あぁ言えば、こう言う」が子どもを無口にしてしまっているのです。

まとめ

今回は「子供の反抗期・思春期に親がとってはいけないNG対応と神対応」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

子供の思春期や反抗期についていけない親はとても多く、つい過干渉になってしまったり、口うるさく言ってしまったり、自分が正しいと思ってしたことが子供位とってはNG対応!ってことはよくあることです。

後になってしまえば笑い話で終わらせられるような話でも、反抗期真っ最中の子供達には笑えない話なのです。

子供が反抗期に入ったら、親が見守ることも一つの「愛」だと考えてもいいのではないでしょうか。

2018年9月6日教育・子育て

Posted by kids-athlete