中学生が不登校になる主な原因と早めの解決法

2018年7月19日学校問題

誰もいない教室

もしもお子さんが不登校になってしまった場合、親として一番辛いことはその事実を受け入れることだと思います。

「まさかうちの子が・・・」「何がどうなったの・・・?」と親は戸惑いやショックを隠せくなってしまっても当然だと思います。

しかし、現実問題はどの子供にもそうなるかもしれないリスクはあり、中でももっとも高くなる時期が「中学生」だとされています。

平成27年には、約35人に1人の中学生が不登校になった経験があるということが分かっています。

ポイント!

文部科学省は不登校を以下のように定義しています。

連続または断続して年間30日以上欠席し、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況のことを言います。

いくら子供が思春期で多感な時期とはいえ、この数字は決して見逃せるものではありません。

子供が不登校になった時の対応として、「無理やり学校へ行かせてはならない」ありますが、いいタイミングで子供の背中を押してあげることも大切です。

そこで今回は 「中学生の子供が不登校になる主な原因と早めの解決法」についてお伝えしたいと思います。

燃え尽き・無気力と中学生の不登校

子供達が不登校になる原因で一番多いのが、今まで頑張りすぎて燃え尽きて無気力になったというパターンです。

張りつめていた糸がプチンと切れてしまったということです。

例えば「中学受験で小学校の時は勉強を頑張ったけれど、実際に入学したら想像していた世界と違った」「今まで部活を頑張ってきたけれど、引退して目標がなくなり、学校へ行くのが嫌になった」「親の期待に応えようと自分を抑えてきたけれど、もう疲れてしまった」などのケースがあげられます。

このタイプの不登校に気をつけたいのが、昼と夜が逆転しないようにすることです。

朝日を浴びることなく、午後に起きて朝方に寝る・・・そんな毎日を送ってしまうと自律神経は乱れ、さらに脱力感や倦怠感に襲われ状態は悪くなってしまいます。

口うるさく言いすぎることもよくありませんが、子供を気分転換に買い物へ連れて行ったり、釣りや山登りなど外に連れ出すことも一つの方法です。




いじめと中学生の不登校

現在社会問題にもなっている「いじめ」ですが、実はいじめが原因で不登校になっているケースは意外と大きな割合を占めておらず、 全体の2%程度だと推測されています。

ただし、友人トラブルによる不登校が15%程度占めておりますので、それがいじめか同課の判断は難しいため、実際はもっと多い数字かもしれません。

原因がいじめであった場合は、学校へ無理やり行かせないということがまずは大切です。

親が「そんな弱気でどうする!?そんなんだからイジメられるんだ!」「高校受験はどうするの?そんなことで人生を棒に振らないで!」など、責めたり叱ったりするのは子供をどんどん追い込んでしまいます。

まずは子供の気持ちを落ち着かせて話を聞いてあげることです。すぐに全てを話してくれないかもしれませんが、その時は時間をかけて焦らず話を聞いてあげましょう。

昨日話してくれなかったとしても、今日話してくれるかもしれませんし、今日話してくれなくても明日話してくれるかもしれません。

そして子供が話してくれだしたら、きちんと最後まで聞いてあげましょう。

子供が話をしているのに「それってあなたにも原因があるんじゃないの?」「そういう時はこうしたらいいのよ」など親が途中で口を出せば子供は話す気力を失いますので、たとえ間が空いても黙って最後まで聞いてあげましょう。

その上で、保健室登校やフリースクール、教育支援センターなどから復学を目指すよう考えていくといいでしょう。

学業と中学生の不登校

小学生の時とは違って、中学生になれば多くの場合が高校受験を意識していかなければなりません。

そのため成績が思うように伸びない時は、学校の先生や親から「もっと勉強を頑張りなさい」「授業をまじめに聞きなさい」など口うるさく言われることが多くなります。

その結果、真面目な子供ほど授業や定期テストが嫌になって、体調不良などを訴え学校を休むことが多くなります。

最近多く聞かれるのが「LD(学習障害)」です。一見何も問題がなさそうな子でも、聞く、書く、読む、話す、計算・推論するの能力が乏しい場合、このLDを疑ってみてもいいかもしれません。




学習障害の特徴

・小さい文字「っ」「ゃ」「ょ」を認識できない

・本をスムーズに読むことができない

・黒板をノートへ書き写すのに時間がかかる

・漢字が覚えられない

・文字の形や大きさがバラバラになったり、マス目からはみ出したりする

・繰り上げ、繰り下げの計算ができない

・数の大きい、小さいがよく分からない

最後に

今回は3つの原因をご紹介いたしましたが、この他にも「神経症」や「非行」、「家庭問題」などが原因で不登校になるケースもあります。

どの原因にも共通している解決法は、親が子供をしっかり受け止めて話を聞いてあげられる環境をつくるということです。

親が子供の将来に不安になってオドオドすれば、子供をそれを察知して不安になって解決できる問題も解決できなくなってしまいます。

親子の衝突が増えてしまえば、子供の心はどんどん閉ざされるばかりです。

学校の先生やカウンセリングなどを利用して、親も子供も追い詰められないようにする事が大切です。

2018年7月19日学校問題

Posted by kids-athlete