【必見】目標達成シートで子供を上達させるスポーツ指導法

スポーツをする子ども達

「毎日の練習で技術は向上し、トレーニングのおかげで体力の問題もない!あとは気合だ!気合で勝つぞ!」というのはひと昔前の考え方です。

今は、毎日の練習・努力で身につけた「技術」と「体力」を試合で発揮するために、「心」を取り入れたメンタルトレーニングを意識するチームが少しずつ増えてきました。

今回は「【必見】目標達成シートで子供を上達させるスポーツ指導法」についてお伝えしたいと思います。

心技体のすべてが必要な理由

選手である子供達の体を動かすのは筋肉ですが、その動き方は脳からの司令で決まります。

つまり、「技術」や「体力」をいくら鍛えても、脳から正しい司令が伝わらなければ、選手の体はうまく動かないということです。

バスケットボール選手がフリースローを打つ時は、ボールがリングへ入ることを当たり前のようにイメージしているし、野球選手がバットを振るときは、ボールをバットに当てるイメージを当たり前のようにしています。

つまり、私たちはイメージすることで自分の体を行動させているのです。

「心」のバランスが崩れれば、脳は不安やプレッシャーに思考を邪魔されやすく、本番では本来持つ自分の力が発揮できなくなってしまいます。

試合前には、本番で十分な力が発揮できるよう心を整えることが大切なのです。

なりたい自分を何度も想像させる

「夢を抱く」という行為は、人間にしか与えられていない素晴らしい能力です。そして夢や目標は、実際に思い描いたりイメージできる人でないと叶えることはできません。

「全国大会へ出場したい」「プロ選手になりたい」など、先の夢を抱くことよりも、まずは目の前の課題をクリアすることのほうが大切です。

しかし、目の前の課題を設定するためには、やはり最終的な目標や夢が必要です。

なりたい自分や目標がしっかりと明確化されていれば、おのずと課題は見えてくるものですし、逆になりたい自分をイメージできていない子供のモチベーションを保つのは至難の業です。

まずは目標達成シートを活用して、子ども達がどんな自分になりたくて、自分の弱みや強みは何なのかを認識することが大切です。




目標達成シートの使い方

目標

目標には「県大会出場」や「全国大会出場」など最終的な目標を書きましょう。

ここで大切なことは、本当に本人が心から望むことであるという事。他の仲間がそうしているから、コーチがそうしろと言っているから、親が望んでいるからという理由では、この先のモチベーションは保てませんし、この先で記入する「できるようになりたい事」「ないたい自分」までもが曖昧なものになってしまいます。

子供達がきちんと自分でイメージできる目標を書くことが大切です。

できるようになりたい事とその期日

できるようになりたい事とその期日には、たとえば「夏の大会までにレッグスルーを習得したい」「今度のカップ戦までにジャンプシュートを習得したい」「2週間で目標タイムを切りたい」「次の試合からは、たとえ負けている試合でも最後まで粘れる選手になりたい」「次の試合では諦めない心を身につけたい」など、なりたい自分と期日を記入しましょう。

期日がないと曖昧なものになってしまいますので、期日は大切です。

ただ、やっている途中で難しいと感じるようになった部分は後から訂正すればいいのです。

子供の言い訳を許してはいけませんが、結果に完璧を求めすぎてはいけません。

大人達が完璧を求めてしまえば、子供達は挑戦することに消極的になってしまいます。

始めから上手くやる必要はありません。しかし、始めることをしなければ、何も得ることはないでのす。

なりたい自分リスト

なりたい自分リストには、大きな事でも構いません。

「区内で一番と言われるガードになりたい」

「市内大会で活躍できる選手になりたい」

「チームの得点王になりたい」

「他のチームの選手から一目置かれる選手になりたい」

「試合では平常心を保てる選手になりたい」

など、なりたい自分を記入します。

思い描いたり、イメージさえできなければ可能性もゼロに等しいのです。

しかし、なりたい自分リストに「なりたい自分」を書いて、何度も見直すだけで子供達はそうなった自分を何度も想像することができます。

イメージできるということは、そうなれる素質があるという事。なりたい自分を意識することで、無意識のうちに自分で課題を見つけて前へ進めるようになるのです。

自分の弱みと強み

自分の弱みは十分に理解していても、自分の強みを認識している子供は意外と少ないものです。弱みは周りの大人達から指摘され、失敗すれば責められるけど、自分の強みを伝えてくれる大人は少ないのが原因でしょう。

大人達は、子供達が何かを成し遂げても「よくやった!」と褒めると同時に次の課題を与えてしまいます。

そのため、大人達は十分に認めてあげているつもりでも、子供達はさらなるプレッシャーを感じ自分の強みを見失いがちです。

このシートで自分の弱みだけでなく、強みも再認識させてあげましょう。

自分の強みを再確認する事が自信へとつながり、「諦めない心」「折れない心」を育んでくれるのです。




言い訳を許してはいけない理由

「できるようになりたい事とその期日」の説明の中で「言い訳を許してはならない」とお伝えしましたが、その理由は、言い訳は成長していくうえで邪魔にしかならないし、言い訳をしている間は前へ進むことができないからです。

「仲間がミスをするから」「練習時間が短いから」「宿題が多すぎて」「時間がなくて」このようなことが本当に問題となって、目標を成し遂げることができないのなら、誰も何も達成できません。成し遂げられなかった問題は全て自分にあるのです。

つまり、成し遂げられない時は、自分自身の考えを変えなければ前へ進めないという事。そのためには、それを人のせいや環境のせいにして言い訳をしてはいけません。

まとめ

今回は「目標達成シートでチームを最強にするコーチング法」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

子供達がスポーツをするうえでも、学校生活を送るうえでも目標を持つことは大切なことです。

しかし、どのように目標を持てばいいのかが分からなかったり、結局は目標が曖昧なものへとなってしまったり、途中で投げ出しいてしまうこともあるでしょう。

そうなってしまう多くの場合、子供達が本当になりたい自分をイメージできていなかったり、本当に心から成しとげたい思えている目標ではないからです。

子供達には、自分の目標を「強み」と変えれるような、そんな言葉かけをしてあげましょう。

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