スポーツをする子供の「不調」に対する考え方と対処法
スポーツをする子供の不調について
では最後にスポーツをする子供の「心の不調」について考えていきたいと思います。
スポーツをする子供達が抱える問題には「挫折」「スランプ」「燃え尽き症候群」「イップス」などがあげられますのでそれぞれの特徴についてお伝えしていきたいと思います。
挫折について
心が挫け折れ、そのまま自信と希望を失って、好きでしていたスポーツが嫌になったり、辞めてしまう子供もいます。
そしてその裏には、子供の周りを取り巻く環境や、大人の言動が影響しているケースも少なくありません。
スランプについて
親にとって、子供が苦しんでいる姿を見ることはとても辛いことです。それは同じ親としてとても共感できます。
しかし、スランプを乗り越えるのは子供自身だし、親としての役目は転んでいる子供を抱き起すことでも、「立ち上がりなさい!」と叱咤することでもありません。
燃え尽き症候群について
子供達は達成感を得ることで、スポーツにどんどん熱中していくができますが、いくら努力しても結果がついてこなかったり、精神的なものが原因となって、好きでしていたスポーツが嫌になったり、やる気が出なくなってしまったりといったことがあります。
イップスについて
精神的なものが原因で、パフォーマンスの低下、運動障害を起こすことが「イップス」と呼ばれ、イップスはプロのスポーツ選手だけでなく、スポーツを頑張る子供達のことも時に苦しめています。