スランプを克服するために知っておきたい6つの法則|スポーツ心理学

メンタル強化

スポーツをする子ども達

1つの事に対して真剣に取り組んでいれば、「努力しても結果が出せない」「今までできたことができなくなった」など、一時的なスランプは誰にでも訪れてくるものです。

夢に向かって1つ1つ目標をクリアして、自分の成長を感じられている時期は、何をしても上手くいくし、試合がしたくてウズウズすることもあるでしょう。

ところが逆に、何をやっても上手くいかない時期だと「この不調がずっと続くのではないか」「自分はここが限界なのではないか」「こんな自分では誰からもいい評価を得られないのではないか」などと、不安や恐怖、孤独感を感じてモチベーションを低下させてしまいます。

スランプ=心の弱みではない

スランプというのは、弱いから陥るというものではありませんし、全てがスムーズに進むことなどありえません。どんなに経験を積んでも、どんなに普段から心のケアをしていても、どんなに努力していても、何かをきっかけにしてスランプに陥ってしまうことは誰にでもあるのです。

それはプロのスポーツ選手でも、スポーツ少年団で頑張る子供達でも、中高生の部活動でも同じなのです。

楽観的に考える

スランプは、自分で掲げた目標が中々達成できなかったり、物事が自分の思い描いていた通りにいかなかった時に陥ります。ですから「何も挑戦しない」「何も行動を起こさない」を徹底すれば辛いスランプを味わうことはありません。

つまり、子供達が成長していくうえでは、スランプに陥ることは当然のことだし、次のステップへ行く準備段階なのです。つまり、自分の能力がないからと悲観的になる必要もないし、劣等感を感じる必要も、落ち込む必要もありません。

スランプに陥った時に「乗り越える」と思うから辛いのです。スランプに陥った時は、次の扉を開くときがきたと考え、脳がネガティブにならないことが大切です。

原因を探ってみる

スランプに陥る原因は、プレッシャー、環境の変化、失敗や挫折、怪我など色々でしょう。

原因を追究してみても、自分で答えを見つけることができない場合は、思い切って監督やコーチ、信頼できるチームメイトに相談してみるのもひとつの方法です。

自分の主観だけで考え込まず、人の意見を取り入れる事によって、意外な部分に原因を発見して簡単にスランプを克服できることもあります。



過去にとらわれない

長い間スポーツをしていれば、絶好調と絶不調の波は必ず訪れます。

何をしても上手くいかない時は、過去の栄光にしがみつきたくなることもあるかもしれませんが、「あの時の自分はよかったな~」と過去の栄光に執着していてもスランプは克服できません。

基本をしっかり見直すことで「原点」を取り戻すことができ、扉を開くカギを見つける事ができるでしょう。

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ルーティンで乗り切る

選手である子供達がスランプに陥ったとき、「ずっとこの不調が続くのではないか」という不安や焦りから、いつもと違う行動をしてしまいがちです。

しかし、実際にそうすることによって、悪循環にはまったという選手は少なくありません。メジャーリーグで活躍されているイチロー選手も「スランプだからといって特別な対処はしない」という考えを持っています。

大切なことは、自分のやるべき努力を怠らず「ルーティン」の行動を変えようとしないことです。スランプに陥ったことで、モチベーションが保てなくなり、いつもと違う事をすれば、自分の見直すべき弱さやクセが見えなくなってしまいます。

その結果、また同じようなことでスランプに陥るという悪循環を繰り返す恐れがあります。スランプに陥っているときこそ、特別なことはせず、ルーティンでスランプを乗り切ることが大切です。

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ライバルは昨日の自分

人は誰しも弱い部分を持っています。自分よりも劣っている人間を見ると優越感から努力を怠けてしまい、自分よりも勝っている人間を見ると劣等感を感じて平常心を保てなくなるものです。

人と比較することでモチベーションを保てる場合もありますが、本当に大切なことは自分自身の成果なのです。

個人個人が目標とするものも違いますし、課題も違います。「あいつの方が勝っている」「あいつの方が劣っている」と周りに左右されていると本来自分が何をすべきなのかが見えなくなってしまい、それがスランプの引き金になってしまうことがあります。

ライバルは周りではなく「過去の自分」なのです。昨日の自分を超えられる努力をし続ける事が、明日の成長へとつながっていくのです。



まとめ

今回は「子供がスランプを克服するために知っておきたい6つの法則」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

スランプに陥っている時というのは、この不調がずっと続くんじゃないかという不安からメンタルが乱れ、さらにパフォーマンスの低下を引き起こしてしまう。

それは魔の無限ループです。

そうならないためには、ここでお話しした6つの法則が大切です。結果を出せる選手には、前へ進もうとする力を引き出す能力があります。下を向いて歩いていても何一ついいのもは落ちていません。たとえスランプに陥った時にでも前を向いて進むことが大切です。

 

Posted by kids-athlete