スポーツが有利になる!【簡単】子どもの動体視力を高める3つの方法

スポーツ能力UP

急速で投げられた野球ボール

動体視力とは「動くものを的確に視認するための力」であり、小学校検診などで測る静止視力とは別の能力になります。たとえ静止視力が良くても、動体視力は悪いことがありますし、静止視力が悪くても、動体視力が良いケースもよくあります。

例えば、イチロー選手は静止視力が0.4しかありませんが、飛んでくるボールの縫い目が見えるそうです。

イチロー選手がまだ日本のプロ野球団にいる頃に「0.1秒だけ表示される8桁の数字を答える」という検査を受けたのですが、イチロー選手は7桁まで正解しました。

スポーツの世界では、イチロー選手のように優秀な選手ほど動体視力が優れていると考えられています。

今回は「スポーツが有利になる!【簡単】子どもの動体視力を高める3つの方法」についてお伝えしたいと思います。

動体視力は鍛えられる

動体視力は、静止視力と違って、日常生活の中で少し意識するだけで簡単に鍛えることができます。

逆に、目の筋肉をあまり使わなかったりすると、どんどん衰えてしまいます。まずは、動体視力の細かな能力についてご紹介したいと思います。

KVA動体視力

KVA動体視力とは、ボクシングのストレートパンチのように、自分のほうに一直線に向かってくるものを見極める能力です。

DVA動体視力

DVA動体視力とは、イチロー選手が「飛んでくるボールの縫い目が見える」といったように、自分の目の前を横切るものの動きを見極める能力になります。上から下、あるいは下から上といったものも同じです。

深視力

深視力とは、目の前にあるものが、どれがどのくらい遠く、どれがどのくらい近いという位置関係を瞬時に把握する、つまり「距離感」を判断する能力です。

バスケットボールで言えば、敵味方の立ち位置などから距離感を瞬時に判断し、空いたスペースを判断するなどの能力となります。

瞬間視

瞬間視とは、目の前の情報を瞬間的に判断する能力のことを言います。バスケットボールなど、敵味方が入り乱れて戦うスポーツには欠かせない能力です。

眼球運動

眼球運動とは、文字通り眼球を動かす能力です。

眼は眼球を動かす速度によっても得られる情報量が違います。これは、視力というより眼球を動かす筋肉によってコントロールされるものです。

眼球運動は、「DVA動体視力」、「目と手の協応動作」のふたつの視機能の基礎となるものです。

目と手の協応動作

目から入った情報は、常に体を動かす機能と連携しています。特に目と手の協応は、多くのスポーツ活動の中で非常に重要な能力となります。

以上の能力を鍛えることは、スポーツをする上でかなり有利に動くことができるようになるということです。



スポーツと動体視力

バスケットボールで言えば、パスを出されたボールをキャッチするにはKVA動体視力が、ノールックパスを出すには動いているものを絶えず目でとらえるDVA動体視力が、自分以外の選手がいる位置と動きを瞬間的に判断する瞬間視、フリースローでは深視力の高さが成功率を左右します。

動体視力と反射神経

野球をするスポーツ少年

スポーツをするうえで反射神経の高さはプレーの強みとなってくれるため、野球やバレーボール、バスケットボールなどのスポーツをする子ども達は鍛えれるものなら鍛えたいと思うもの。

本来、人には「反射神経」という神経は存在しません。脳が認識する前に運動神経に刺激が伝えられて、体が反応する「反射」のことを多くの人は「反射神経」と呼んでいるのです。そしてその「反射神経」と「動体視力」に深い関わりがあります。

動体視力が高い選手は、人やボールの動きを素早くとらえて判断できるため、「反射神経がいい」と言われるのです。つまり、反射神経を鍛えるには動体視力を鍛えることが必要不可欠だということです。




「動体視力」3つの鍛え方

ここまでお話しすれば「動体視力」を鍛えることが、スポーツでいかに有利になるかと言うことがお分かりになったと思います。

しかも、動体視力を鍛えることは決して難しことではなく、毎日意識して続けていれば、必ず成果が出ます。今からでもできますので、ぜひお試しください。

乗り物の移動中は景色に注意

動体視力を鍛える1つ目の方法は「電車やバスなどの移動中に看板の文字を読む」ということです。

通学の移動などで電車やバスに乗っている時、スマホでLINEやゲームをしたり、本を読んだりしていませんか?

ダメですよ!そんなもったいないことありません!

バスや電車に乗っているときは、できるだけ窓の外の風景を注意して見るようにしましょう。道路にはたくさんの看板があります。そこに書かれた文字を読み取ったり、車のナンバープレートを読み取ってください。

たったこれだけで動体視力を鍛えるためのトレーニングとなります。是非試してみてください。

専用のゲームで鍛える

動体視力を鍛える2つ目の方法は「専用アプリで鍛える」です。

目の錯覚を利用したトレーニングゲームや、物を素早く見るトレーニングゲームなど、楽しみながら動体視力を鍛えるアプリがたくさんありますのでどんどん活用しましょう。

ただし、トレーニングと言ってもゲーム。夢中になりすぎて長時間すれば、目に負担がかかってしまいますので、そこは十分に注意です。

また、睡眠前のスマホやゲーム機の使用は、ブルーライトを浴びることで睡眠の質を悪くしてしまうため、寝る1時間前から避けるようにしましょう。

眼球を動かす

動体視力を鍛える3つ目の方法は「眼球運動」です。

大きめのテレビや黒板などを利用して、眼の筋肉を鍛えることができます。

方法はテレビの右上から八の字を描くように、左上→右下→左下→右上→左上と眼球を繰り返し動かしましょう。眼の筋肉トレーニングになることは勿論、筋肉の緊張をほぐすこともできます。

Posted by kids-athlete