メンタル強化!子どもの潜在能力を最大限に引き出す6つの法則

メンタル強化

試合をするスポーツ選手たち

小学生が所属するスポーツ少年団でも、中学校や高校の部活動でも、ずば抜けて能力の高い選手が地域に1人くらいは存在しますよね。生まれ持った身体能力、スポーツセンスで周囲からも一目を置かれ将来を有望視されている選手です。

しかし、子ども達にはそれぞれ平等に与えられているものもあります。それは「才能」と呼ばれるものとは違って、自らの潜在能力を引き出す「エネルギー」です。

いくら潜在能力が高くても、それをどこまで引き出せるかを最終的に決めるのは、自分の考え方や行動次第だということ。

ネガティブな思考は最大限に子ども達の潜在能力を削ってしまい、ポジティブな思考は最大に子ども達の潜在能力を引き出してくれます。

そこで今回は「子どもの潜在能力を最大限に引き出す6つの法則」についてお伝えしたいと思います。

ネガティブな言葉が脳へストレスを

サッカーをするスポーツ少年

子どもの潜在能力を最大限に引き出す1つ目の法則は「ネガティブな発言をしない」ということです。

自信に満ち溢れている時には決して使わない「どうせ」という言葉があります。スポーツをする子ども達にとって、この「どうせ」という言葉ほど厄介なものはありません。

「頑張ってもどうせコーチは認めてくれない」「あのチームにはどうせ勝てっこない」「俺にはどうせ無理なんだ」など、この「どうせ」という言葉は、とてもネガティブな言葉で、子ども達が本来持っている潜在能力を最大限に小さくしてしまいます。

つまり、この「どうせ」が子ども自身の限界を決めてしまい、目標や希望を潰してしまっているのです。

動物は天敵の前に出ると、不安や恐怖から体がすくんでしまいます。それは人も同じで、不安や恐怖を感じて脳がストレスだらけになってしまえば、筋肉がこわばり、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。

逆に脳が肯定的になれば体の動きはよくなり、辛い練習でも自分の成長を感じる事ができ、パフォーマンスの向上にもつながるというわけです。

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プラス思考が成功のカギとなる

子どもの潜在能力を最大限に引き出す2つ目の法則は「ポジティブ思考になる」ということです。

試合中でも、練習中でも、子ども達が目の前の課題に挑戦するとき、「失敗するかもしれない」と考える場合と「成功させる!」と考える場合では、結果に大きな差が生まれるものです。

たとえば、試合の前は「負けてはならない」と考えるのではなく「絶対に勝つんだ!」と考える、「ミスをしてはならない」と考えるのでなく「成功させるんだ」と考えるのです。つまり、意味は同じでも否定的な言葉を使わず肯定的な表現をする癖をつけさせるのです。



「失敗・挑戦・成功」の定義

子どもの潜在能力を最大限に引き出す3つ目の法則は「失敗・挑戦・成功の定義を大人が理解する」ということです。

人には誰でも、自分を傷つけたくないという「自己防衛本能」があります。成功はしたいが失敗はしたくない。それが私たち人間の正直な気持ちです。

子ども達も、大勢の前で失敗すればかっこ悪いと感じるし、周りからの評価を受けられないと不安になる。成功すれば大人達から褒められるし、逆に失敗すれば責められる。

ところが、どんな天才と言われる人でも、失敗なくしての成長はありません。成功する者は有能で、失敗する者は無能だという考えは完全に間違いなのです。

子ども達は、失敗をするから成長するのです。成長するから成功するのです。そしてその時に得られた達成感が子ども達を一回りも二回りも大きくさせてくれるのです。

周りからの評価を気にせず「失敗」と「成功」の定義を明確にできたら、お子さんは「失敗を恐れず挑戦し続ける自分」に出会え、自分の持つ潜在能力を上手く引き出すことができるでしょう。そのためには、まずは周りにいる大人たちがその定義を理解する必要があるでしょう。

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チャレンジ精神をなくす原因

子どもの潜在能力を最大限に引き出す4つ目の法則は「子ども達の未熟な部分も親が受け入れてあげる」ということです。

人が赤ん坊として生まれてから二足歩行ができるようになるまでの約1年間を考えてみてください。初めは寝返りさえもできなかった赤ん坊が、ハイハイができるようになり、つかまり立ちをし、ヨロヨロしながらも歩き出します。

1人で立派に歩けるまでには、何度転び何度泣いたことでしょうか。それでも「俺なんてどうせ歩けるようになんてならないさ」と歩こうとするのをやめたという話は聞いたことありません。

赤ん坊には、過去や経験と呼べるものがまだないため、「どうせ」という諦めの感情がありません。しかし、成長した子ども達には過去があり、その中には忘れたくても忘れられない失敗や挫折の記憶があります。その過去の記憶が「どうせ」と否定的な思いで自分の限界を決めてしまうのです。

しかし、子ども達が成長するうえで、失敗や挫折は決して悪いものではありません。ただ、周りの大人たちが失敗を責めることで、子ども達は「失敗は悪いこと」だと認識してしまいます。

逆に失敗するまでにしてきた「挑戦」に対して評価してあげれば、子ども達はこれからもチャレンジ精神をもって前へ進むことができるでしょう。



試合中の出る弱音の切り替え

子どもの潜在能力を最大限に引き出す5つ目の法則は「気持ちの切り替える方法を知っておく」ということです。

人が何かを行動に起こす場合、失敗やミスはつきものです。百発百中という事はまずありえません。

しかし、頭でそう理解していても、単純なミスをしてしまえば、「どうして、あんなミスをしてしまったんだろう」「また、同じミスをしたらどうしよう」「うわ!コーチの顔が怒ってる、どうしよう」など、試合中にも関わらず集中力が途切れ、引きずってしまう事があります。

しかし、試合中にするべき事は、ミスに対しての反省でもなく、落ち込むことでもありません。試合はまだ終わっていないし、勝敗もまだ決まっていないのです。今するべき事は、気持ちを切り替えて試合に集中することです。

そんな時には「これをやれば大丈夫!」と思える独自のルーティンを決めておくと、自分の助けとなってくれるはずです。

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言葉を吐き出す「クーリング」

子どもの潜在能力を最大限に引き出す6つ目の法則は「ネガティブな事をノートに書きだす」ということです。

1つ目の法則で「ネガティブな発言はしない」とお話しましたが、無理矢理に心へ押し込めても何かの拍子にネガティブ思考が顔を出すことがあります。つまり、ポジティブ思考でなければならないと、自分に言い聞かせていても、そこに不安要素や恐怖感があれば、脳がいつマイナス思考になるか分からないということです。

そこで有効なのが「クーリング」というメンタルトレーニングです。モヤモヤしているものや嫌なものを吐き出したいときは、ノートに書くようにしましょう。

ネガティブな言葉や弱音・本音のなかには、必ず解決へのヒントが隠れているはずです。今の気持ちを書いて、なぜそう思うのか、今の自分には何ができるのか考えてみましょう。冷静になって考えることで解決へと導いてくれるはずです。

まとめ

今回は「メンタル強化!子どもの潜在能力を最大限に引き出す6つの法則」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

人の脳というのは、自分のものでありながら自分でコントロールできないのでとても厄介なもの。しかし、その脳と上手に付き合っていくことができたら、スポーツ選手としてこんなにも心強いものはありません。

ただし、子ども達が自分の潜在能力を最大限に引き出すためには、お父さんやお母さんの支えや理解も大切なのです。子ども達の未熟な部分を受け入れ見守ることで、子ども達は安心して、失敗・挑戦・成功の道を素直に進んでいけるのではないでしょうか。

Posted by kids-athlete