スポーツをする子供の自律神経を整えて上達させる6つの方法

野球をするスポーツ少年

不規則な生活習慣、プレッシャーや不安による精神的ストレス、疲労、ケガなどが原因で、自律神経のバランスを崩し、体調不良を引き起こしてしまうことがあります。

子供達がスポーツをするうえで、自律神経の安定は本人たちにとって大きな強みとなり、逆に乱れは集中力・パフォーマンスの低下へとつながる恐れがあります。

自律神経の乱れで起こる症状

・立ちくらみや貧血をおこす

・長時間立っていると気分が悪くなる

・運動しても汗をかけず、顔が赤くなる

・不眠症、目覚めが悪い

・便秘、下痢、偏頭痛、疲労感

小学生・中学生は、まだ自律神経の発達途中と言えますが、昔に比べ体調不良を訴える子が増えたのは冷暖房が原因でもあるようです。

私たち日本人は春夏秋冬の季節の変化に対応できるようになっています。

しかし、冷暖房の使用によって、夏は涼しく、冬は暖かくといった環境で生活する時間が多くなりました。

そのため、体温調節機能を働かせる必要がなくなり、自律神経を怠けさせ、乱れさせる原因にもなっていると言われています。

自律神経の働き

自律神経にはそれぞれが間逆の働きをする「交感神経」と「副交感神経」の二つに分かれます。

交感神経

運動をしている時、興奮している状態となります。

この時、心臓の心拍数は早くなり、汗が分泌されるようになります。

交感神経とは、「闘争と迷走の神経」とも呼ばれ、体を活発に活動させる際に働く神経です。

副交感神経

副交感神経は、食事中や睡眠時など、体がリラックスしている時に働きます。



交感神経と副交感神経の役割

試合前には交感神経が働き、休息時には副交感神経が優位に働くことで、それぞれの状況に体は上手く適応できるようになります。

車に例えると、アクセルが交感神経でブレーキが副交感神経になります。

ブレーキを踏みたくても踏めなければ、車は進み続け事故を起こしてしまいます。

それと同じことで、自律神経のバランスがストレスなどで崩れてしまえば、寝る前に興奮して眠れなかったり、倦怠感を感じ、生活習慣を大きく狂わせてしまいます。

6つの方法で自律神経を整える

方法1.水を飲む

自律神経を整えるシンプルな方法は水を飲むことです。

毎日1~2リットル程度の水を意識して飲むことは、無理せず行えると思います。

一気に飲むようなことはせず、こまめに飲むようにしましょう。

方法2.冷房・暖房をなるべく使わないようにする

自律神経は体を守って、健康を保つ働きをしています。体温調節も自律神経の大切なはたらきの1つ。

しかし、夏も冬もエアコンばかり使ってしまうと、自分の体の力で体温調節をしなくても、エアコンが勝手に快適な温度にしてくれます。

その結果、自律神経のはたらきが低下してしまうので、安易に冷房・暖房を使わないようにしましょう。



方法3.運動をする

日ごろから、運動することは、とても大切です。

運動して体を温める、しっかり汗をかく、筋肉を動かす、といったことが子どもの頃は特に必要です。

方法4.日光を浴びる

人の体内時計は25時間にセットされていますので、毎朝5分程度の日光を浴びることで、体内時計の調整をする必要があります。

さらには、眠気も飛び、体のリズムが再調整されて自律神経も整います。

方法5.十分な睡眠をとる

自律神経が乱れる人に多いのが夜更かしです。

理想の睡眠時間はおよそ7時間と言われています。

夜ふかしも、1日や2日なら自律神経に影響を及ぼすことは少ないですが、日常的な生活習慣になってしまうと、自律神経のバランスをくずしてしまいます。

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方法6.腹式呼吸で自律神経の乱れを整える

自律神経は通常、意識的に自分でコントロールをすることは不可能だと言われています。

しかし、自分の呼吸を深いものにすることで、副交感神経の働きを優位にしてくれ、自律神経の働きを自分で調節しようと働きかけます。

呼吸法実践

心の中で数えながら呼吸をしていきます。まずは、お腹をふくらませながら鼻から息をゆっくり吸います。

次に、お腹から力を抜きながら息をゆっくり吐きます。

お腹がふくらんだり、へこんだりする時に横隔膜が上下することによって、内臓をマッサージする効果もあります。

また、ゆっくりとした呼吸を行うことで自律神経の副交感神経の働きを高めますので、非常に体がリラックスします。

さらに手足がぽかぽかしてきますので、寝る前に行うとより効果的でしょう。自律神経の調整がきちんとできれば、睡眠も深くなり、体の細胞の再生を早めることができます。

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